また、日本語ローカライズもされているので、その点でも安心してプレイできると思う。
本作では既存のF1チームに所属してレースを楽しむこともできるし、自分だけのチーム/マシンでゼロから戦っていくこともできる。2018年シーズンの舞台となった各サーキットを収録しているので、暇なオフシーズンに一つ一つレースを自分で戦っていくのも良い楽しみになりそうだ。
また、マルチプレイで他のプレイヤーとレースをすることもできる。
というか、基本ゲームモードはマルチプレイの「デュエル」モードで、世界中のプレイヤーと対戦していくことになる。一人でプレイできる「シングル」モードももちろんある。
公式ゲームなので、もちろん収録されているチーム、ドライバーなどは実名。当然トロロッソ・ホンダも収録されているし、トロロッソ・ホンダでシーズンを戦っていくこともできる。
マシン開発要素もあり、必要なパーツを入手し、マシンをアップグレードしていくことができる。また、各サーキットごとに最善のセッティングを探っていくこともポイントの一つとなっている。
グラフィックに関しては公式では驚異のグラフィックとされているが、さすがにコンシューマーゲーム機ほどではないものの、汚いというわけでもなく、5インチ、6インチクラスのサイズ帯が多いスマートフォンの画面で見ると結構綺麗だ。
操作はスマートフォンのセンサーを使って本体を傾けたり、タップしたりと様々だが、設定変更で好みに合わせればいいだろう。アシスト機能のオン/オフ設定などもできる。
いずれにしてもチュートリアルが用意されているので、プレイ方法などは一通り学んでいけるようになっている。
概要を紹介してきたが、コンシューマーゲーム機向けのF1のようにシーズンをオーソドックスに戦っていきたいような方は同じくコードマスターズの「F1 2016」(Android版はこちらのページ)の方が良いと思う。ただし、モバイル向けの「F1 2016」は有料アプリなので、ちょっと試すといっても300円で購入することになるので、その点には注意して欲しい。
今回の新作「F1 Mobile Racing」はコンシューマー版をスマートフォンに移植した作品というわけではなく、最初からモバイル向けに開発された、アプリ内課金を前提として他のプレイヤーと競っていくことをメインにしたゲームなので、人を選ぶとは思う。しかし、無料でトライできるので、ひとまず気軽にインストールしても大丈夫だ。
いずれにしてもオフシーズンは新車発表まで話題も少なくF1に飢えた日々が続くので、ゲームにどっぷり浸るのもF1ファンとしては良い過ごし方の一つだと思う。特に今年はストーブリーグが早々に終了してしまったので、オフの話題が例年以上に少なくなりそうなので尚更だ。一方でシーズン中のストーブリーグ情報はダニエル・リカルドのルノー移籍を機に驚きの展開になったし、来シーズンのラインナップはドライバーのシャッフルがかつてないほどで大きな楽しみとなっている。
なお、「F1 Mobile Racing」のiOS版は先行配信されているので、もちろんiPhoneユーザーもプレイできる。
「F1 Mobile Racing」アプリは下記リンク先からダウンロードできる。
【情報元、参考リンク】
・コードマスターズ