<▲図:音量調整について> |
対象機種は「Xperia XZ2 SOV37」と「Xperia XZ2 Premium SOV38」。両機種とも本体ストレージ(ROM)に約1.8GB以上の空き容量が必要なので注意して欲しい。また、バッテリー残量も50%以上残っている必要があるので、残量が減っている方は充電してから行おう。
OSがAndroid 9にバージョンアップすることで、UIも変化するため、最初は戸惑うかもしれないが、慣れるとAndroid 9は使いやすいと思う。
また、音量調整をより細かくできるようにもなるので、地味ながらこの点も嬉しい。音量ボタンでメディアの音量調節が可能だが、従来の15段階から30段階になる。
KDDIが公表している主な変化点は、「連絡先」における「番号指定拒否」の表示変更、電話の着信中のポップアップ画面の変化、ステータスバーの変化、クイックパネル、カメラのファインダーアイコンやシャッターアイコンなどのUI、そして「設定」内の構成の変化などとなっている。
<▲図:ステータスバーの変更では時刻表示位置が変わる点にも注意> |
<▲図:クイックパネルも変わる> |
<▲図:「設定」は構成が変わるのでアップデート後は一通り確認しておきたい> |
なお、Android 9では、AIの本格的な活用が大きな注目点だが、本来予定されている全ての機能がAndroid 9で開放されているわけではないため、今後のマイナーアップデートにも期待が集まっている。
とはいえ、電力制御、ディスプレイの明るさの自動調整などもAIで賢く行ってくれるようになるし、コピー&ペーストに関しても、コピーした情報を受け渡すアプリの提案をよりユーザーに合わせてくれたりする。また、基本UIにジェスチャーナビゲーションを導入することも大きな変化だ。
Android 9自体に関してはこちらの記事で概要を紹介しているので参照して欲しい。
Xperia XZ2、XZ2 Premiumへのアップデート内容の詳細はKDDIの公式ページを参照して欲しい。
【情報元、参考リンク】
・KDDI/Xperia XZ2 SOV37 OSアップデート情報
・KDDI/Xperia XZ2 Premium SOV38 OSアップデート情報
・GAPSIS/「Android 9 Pie」正式版が配信開始! AI活用でユーザーごとの最適化を強化