<▲図:ANA Phoneオリジナル壁紙> |
Xperia XZ3は、Xperiaシリーズとしては初となる有機ELディスプレイ搭載機で、今冬モデルとして通信各社から販売されている。ANA Phone第4弾としての投入時期も遅くないため、Xperia XZ3の購入を検討している方にはANA Phoneバージョンも候補に入ってくるかもしれない。
ANA Phoneでは、月々の携帯電話利用料金に応じてマイルが貯まるほか、ANA便に搭乗すると「搭乗ボーナスマイル」が加算される。Xperia XZ3を使って2年間で最大32,240マイルが貯まるという。
また、ANA Phone誕生2周年を記念したキャンペーンも実施される。新規契約すると抽選で3万円相当のANA SKYコインがプレゼントされる企画やANAグループ便の搭乗で1,000マイルがプレゼントされる、店舗限定でのANAカードマイルプラスダブルマイルプレゼントなどの企画が用意されている。
さらに、ANA Phone既存ユーザーが機種変更する場合、2年間毎月200マイルがもらえる「機種変更月々マイル」と名付けられた特典も提供開始となる。
キャンペーン期間中(2019年3月31日まで)の契約事務手数料と機種変更手数料が無料になることもあわせて発表されている。
話をXperia XZ3に戻すと、ANA Phoneバージョンには、ANA Phone独自のオリジナル壁紙、ANAのサービスを便利に利用できる各種アプリがプリインストールされるが、それ以外は基本的に通常のXperia XZ3そのままだ。
Xperia XZ3の詳細はこちらのレポート記事を参照して欲しいが、ここでも概要を紹介したい。
Xperia XZ3は今冬登場のXperiaの新機種で、OSはAndroid 9。CPUはQualcomm Snapdragon 845で、メモリ(RAM)は4GB、ストレージ(ROM)は64GB、ディスプレイのサイズは約6.0インチで、解像度は2,880 x 1,440ドットといった基本スペック。モバイル通信はANA Phoneではソフトバンク回線を使うが、Xperia XZ3の速度は下り最大で774Mbps、上り最大37.5Mbpsだ。
バッテリー容量は3,200mAhで、ボディサイズは約73 x 158 x 9.9mm、重さは約193g。防水・防塵仕様で、カラーバリエーションはブラック、ホワイトシルバー、フォレストグリーン、ボルドーレッドの4色が用意されている。
<▲図:カラーは4色。左から順にブラック、ホワイトシルバー、フォレストグリーン、ボルドーレッド> |
背面メインカメラは流行のデュアルカメラではないが、十分優れていると思う。特に動画撮影能力に秀でているため、高解像度動画撮影を重視する方には有力な選択肢となるはず。また、AIを活用した「スマートカメラ起動」は独自の機能だ。これは、AIがユーザーの手の動きを検出し、スマホを横向きに構えるだけでスムーズにカメラを起動してくれる、というもの。急なシャッターチャンスでも逃さずに写真撮影できる。
オーディオ面では、Xperiaシリーズ最大音量となるフロントステレオスピーカーを搭載する。視聴している映像や音楽の音を解析して、その音にあった振動パターンで本体を振動させる「ダイナミックバイブレーションシステム」も搭載する(もちろんオフにもできるし、非対応アプリもある)。
操作面では、ディスプレイの側面をダブルタップすると、その位置にアプリのローンチャーを表示してくれる「サイドセンス」機能が便利かもしれない。画面が大きいスマートフォンの場合、片手操作がどうしても難しくなってくるので、こうしたサポート機能は嬉しい。
なお、ANA PhoneはANA Phone公式サイトから購入できる。注意したいのは、ANA Phoneの申し込み時に「ANAマイレージクラブお客様番号(10桁)」が必要になるということ。申し込みの際は事前に確認しておこう。
【情報元、参考リンク】
・ANA Phone公式サイト
・ソフトバンク/プレスリリース