<▲図:シンプルなデザインなどが魅力のMONO> |
今回のアップデートではOSがAndroid 8.0にバージョンアップされる内容に加え、MONO独自の要素として「タッチブロックモード」が追加されるといった内容もある。タッチブロックモードは、画面へのタッチ操作を無効にできるモードで、動画視聴時などに便利。
まず、今回のアップデートはOSのバージョンアップを伴うため、所要時間がそれなりにかかる点には注意して欲しい。帰宅後など、スマートフォンを1時間ほど使わなくてもいい時間帯に行う方がいい。ドコモの公式情報では、目安として約27分間とされているが、実際にはアップデートデータのダウンロードの際の通信速度、スマートフォン内にインストールされている様々なアプリの数によっても変わってくるので、20分から40分程度と見ていた方がいいかもしれない。
さて、Android 8.0になることで変わる点、新しい機能はいくつかあるが、テキスト選択機能がより便利になる。電話番号や住所といった形式が決まった一部のテキストなどの場合、ダブルタップだけでそのテキストを選択してくれる。ただし、これは実際には使えるシーンが限られるので、意外と期待するほどでもないかもしれない。とはいえ、コピーした情報を次に受け渡したいアプリの候補も表示されるし、改善されていることは確かだ。
<▲図:電話番号や住所などの選択が手軽に> |
次に日常便利な機能としてスマートログイン機能の導入がある。
これはGoogle以外の会社のアプリに関してもログイン情報を保存し、自動入力できる、というもの。普段ChromeなどのウェブブラウザでWebサイトにアクセスする際、IDとパスワードを保存して自動入力されるようにしている方も多いと思うが、それのアプリ版だ。ただし、こちらも対応アプリでしか利用できないので、多くのアプリが対応してくるまでにはまだしばらく時間がかかると思う。
<▲図:スマートログイン機能> |
冒頭で紹介したタッチブロックモードをもう少し詳しく見ると、この機能はマナーモードスイッチに追加される。「バイブレーション」「サイレント」「タッチブロック」という並びになる。子供に動画を見せたい時などに便利、とされているが、子供に限らず、使えるシーンはありそうだ。
タッチブロックモード時でも電源キー、音量キーは使うことができる。また、電話の着信があった時や通話中、終話時にも操作はできる。
アップデートは、「設定」→「端末情報」→「Androidバージョンアップ」と操作を進めれば導入できる。
【情報元、参考リンク】
・NTTドコモ/MONO MO-01Kの製品アップデート情報