<▲図:ブースと体験イメージ> |
同日、ふくやま美術館前広場では「備後フィッシュフェス」が開催される予定で、今回の体験会もその中で開催される。体験会は5Gを介してドローンからの4K映像をVRシステムに伝送するもので、実証実験として実施される。フェスの来場者は無料で体験できるので、関心がある方は参加してみよう。
まず、今回の体験会実施に関わっているのは福山市、KDDIのほか、東京大学大学院情報学環中尾研究室、プロドローン、サムスン電子、WONDER VISION TECHNO LABORATORYと、非常に多くの団体となっている。
各者で役割が異なり、福山市はフェスの主催、KDDIは実験の実施や5Gエリアの設計・構築を担当する。
中尾研究室は実験の実施のほか、ドローンによる空撮映像のリアルタイム配信、プロドローンはドローンの機体開発および提供、当日の飛行やカメラの運用、サムスン電子は5Gシステムの提供とシステム運用、WONDER VISIONは球体スクリーンの開発と運用に携わっている。
バーチャル体験会といってもVRゴーグルによって参加者が個別に体験するのではなく、会場内に設置された特設ドームテント内の半球状のスクリーンにリアルタイム配信する形だ。ドローンは、ふくやま美術館の屋上上空を飛ぶ予定。
なお、備後フィッシュフェスは、備後フィッシュを使った様々なグルメが楽しめる飲食ブースや水産物加工品の物販ブースに加え、ステージイベントなどが企画されているイベントで、11月3日午前10時から午後3時まで開催予定。
【情報元、参考リンク】
・福山市/備後フィッシュフェスを開催します
・KDDI/プレスリリース