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ドコモの通信速度が1Gbps超え!下り最大1288Mbpsに!上りも最大131Mbpsに!ルーターHW-01LやXperia XZ3がそれぞれ対応!

NTTドコモ(以下、ドコモ)は17日、都内で新製品発表会を開催し、今冬・来春モデルのラインナップを発表するとともにサービス面でもいくつかの発表を行った。その一つが通信サービス自体の話で、ついに下り(ダウンロード側)速度が最大で1,288Mbpsとなる。


まずは東名阪(東京・名古屋・大阪)の一部エリアからで、対応機種の第一弾は2019年2月発売予定のモバイルWi-Fiルーター「Wi-Fi STATION HW-01L」(ファーウェイ製)。


<▲図:HW-01L(※最終仕様ではないためメニューのデザイン等は変わる可能性があります)>

ドコモの通信サービスの速度はすでに下り側が最大988Mbpsになっていて、ほぼ1Gbpsと言っていいが、ついに実際に1Gbpsを超えることになる。

通信サービスの最大速度向上には複数の周波数帯で同時に通信する「キャリアアグリゲーション」や、複数のアンテナで同時に通信する「MIMO」、高度な変調方式などで対応してきているが、今回の下り最大1288Mbpsという速度は、「5CA」と「4x4 MIMO」「256QAM」という3つの技術で実現している。


5CA(ファイブ・キャリアアグリゲーション)は5つの周波数帯での同時通信。内訳は800MHz、1.7GHz、2GHz、そして3.5GHz帯を2つだ。4x4 MIMOは4つのアンテナで同時通信する技術だ。


前述のHW-01Lではこの下り最大1288Mbpsの通信速度を体験できるわけだが、一方で上り(アップロード側)はどうかというと、上り側も速くなってきている。


ドコモの通信サービスの上り最大速度は131Mbpsになる。こちらもキャリアアグリゲーション、そして変調方式の「64QAM」の組み合わせで実現する。最初に対応する機種はHW-01Lに加えて、今冬モデルとして登場するスマートフォン「Xperia XZ3 SO-01L」の2機種だ。

動画をアップロードする機会が頻繁にある方にはXperia XZ3はかなり魅力的な選択肢になるかもしれない。

【情報元、参考リンク】
ドコモオンラインショップ/Wi-Fi STATION HW-01L製品ページ
ドコモオンラインショップ/Xperia XZ3製品ページ
ドコモオンラインショップ
NTTドコモ/プレスリリース

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