<▲写真:Galaxy Note9 SCV40> |
au Online Shopでの販売価格は、一括購入で129,600円、分割の場合2,700円×48回もしくは「アップグレードプログラムEX」加入で2,700×24回(次回機種変更時に端末の返却が必要)である。
今回はGalaxy Noteシリーズの最新モデルGalaxy Note9を紹介していきたい。
Galaxy Note9の進化ポイントは、何と言ってもSペンにBluetooth機能が搭載されたことである。
<▲写真:今回のSペンはBluetooth搭載でリモコン機能も利用可能になった> |
従来のSペンは指先の代わりに手書きに使えるデバイスであったが、本体との通信機能は特になかった。しかしながら、Sペンの取り出しのアクションで「エアコマンド」という機能が呼び出され、あたかもSペンと連動して手書きメモや翻訳機能が使えるような仕組みが用意されていたのである。それはGalaxy Note9でも健在だが、今回新たに対応した機能は手書きメモ関連から離れた全く異なる機能だ。
Bluetooth機能が搭載されたことで具体的に何ができるようになったのかというと、Galaxy Note9から離れた場所でもSペンのボタンを押すことでリモコン操作ができる。
<▲写真:Sペンを使って遠隔操作で「PowerPoint」のスライドを切り替えることができる> |
例えば、大画面モニターに表示した「PowerPoint」のスライドをSペンで切り替えることができる。さらに、Sペンでスライドに手書きで記入するなど、ホワイトボード的な見せ方も可能だ。
<▲写真:Sペンでカメラのシャッターを遠隔で切ることもできる> |
また、カメラのリモコンとしても利用できるため、自然なポーズでのセルフィー撮影やグループ撮影も簡単なのである。
ちなみに、Sペンにはコンデンサが内蔵されていて本体に収納した状態で給電され、本体から離した状態では30分程度のリモコン操作が可能なようだ。仮にSペン内の電力が無くなっても手書き機能、Sペンによるタッチペン機能に関しては問題なく動く。Sペンに蓄電された電力を消費するのはあくまでもBluetoothによるリモコン機能だけだからだ。
なお、スライドと言えば、Galaxy Noteシリーズではパソコンライクの使い方もできるが、これまではモニター出力には別売の「DeX Pad」というアクセサリーに接続する必要があった。しかし、Galaxy Note9ではUSB Type-C – HDMIケーブル一本での出力が可能となっている。しかも、単なるHDMI出力ではなく、DeX Padと同様にパソコンのOSのようなマルチウィンドウも実現している。キーボードとマウスを接続すれば、パソコンのような使い勝手で文書作成や報告書の編集などができるので、ビジネス用途にも利用可能だと言える。
Sペンの滑らかな書き味は、CPUとGPU性能がアップし、省電力化も実現したQualcommのチップセット「Snapdragon 845」の賜。内蔵メモリー(RAM)は余裕の6GB、内蔵ストレージ(ROM)は128GB、さらに最大512GBのmicroSDXCにも対応する。
<▲写真:ディスプレイサイズは6.4インチ> |
ハイスペックなGalaxy Note9だが、ゲーミング用途にも最適だ。6.4インチの大画面は、アクションゲームの細かい表示も認識可能だ。また、クーリング(冷却)にも力を入れており、ゲーム中の発熱を抑える設計もGalaxy Note9の売りの一つなのである。
<▲写真:Galaxy Note8との比較> |
なお、本体下面には3.5mmのイヤホン端子があるので、お気に入りのイヤホンやヘッドホンで細かい音をしっかりと聞き分けながら有利にゲームを進めることも可能だ。
<▲写真:最近は廃されることも増えてきたイヤホン端子だがGalaxy Note9には搭載> |
カメラ機能は背面カメラが約1,220万画素の広角・望遠の2つのカメラを搭載するデュアルカメラとなっている。AIによって食べ物、人物、花など20種類のシーンを自動認識してくれるほか、まばたきやブレなどで撮影を失敗した可能性がある場合には警告を表示するといった、ユニークな機能を持っている。
<▲写真:背面カメラはデュアルカメラとなっている> |
Galaxy Note9は、筆圧検知に対応したSペンによる手書きメモやクリエイティブな使い方のほかに、Bluetooth対応になったことによるさらなる用途拡大、特にOffice系アプリの活用、外部モニター接続によるパソコン的な使い方など、ビジネス用途にも強みを持っている。
また、ハイスペックさと大容量4,000mAhバッテリー、独自のクーリング機能でゲーミングや動画視聴などスマートフォンでできることに妥協をしない、そんなユーザーをターゲットとしたモデルである。
(記事:mi2_303)
【情報元、参考リンク】
・au Online Shop
・GAPSIS/au 2018秋冬モデル全体についての記事