ソフトバンクは21日、「ソフトバンク」通信サービスで提供中の「半額サポート for iPhone」「半額サポート for Android」「機種変更先取りプログラム」において、11月29日より利用時の条件を変更すると発表した。
これら3つの割引施策を利用するには、機種変更後も再び3つのうちのいずれかに再加入しなければならない、という条件がある。その再加入条件が廃止されることが決まった。
機種変更の際に旧機種を返却することで、旧機種の端末代の残債が免除もしくは以後の月々の通信費から割り引く、というのがこれらのサービスだが、細かく見ると若干異なる。
「半額サポート」では対象機種を48回払いで分割購入した上で、25ヶ月目以降に機種変更すると、旧機種を返却することで残債が免除される。一方、「機種変更先取りプログラム」では、12ヶ月以上の利用で機種変更した際、残債に相当する額が以後の通信費から割り引かれる。
いくつかの点で違いはあっても、残債が残った状態で機種変更した場合に旧機種を返却することで残債が無料化されるようなサービスという点では同じ。これら3つのサービスには注意事項というか、利用において厄介な縛りがある。それは、加入の際にあらかじめ次回機種変更の際にも再加入しなければならない、という条件だ。今回、その再加入条件が撤廃されることになった。
なお、すでにこれらのサービスに加入している方は、再加入条件を呑んだ上で加入しているわけだが、11月29日以降に機種変更した場合、再加入しなくても構わない。すなわち既存ユーザーにも適用されることになる。
この動きはKDDI(au)でも行われているが(こちらの記事参照)、auは2019年1月16日に導入なので、ソフトバンクの方が対応は早いことになる。場合によってはauがソフトバンクに合わせて前倒し導入する、ということもあるかもしれない。
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