<▲図:鈴鹿では記憶に残るドラマが数多く生まれている (写真はモビリティランド/プレスリリースより)> |
今週末はロシアGP、来週末は日本GPと、この2週間は連戦となる今シーズンのF1だが、本件はロシアGPのフリー走行1回目の配信において解説のオグたん(小倉茂徳氏)から明らかにされた。この企画では、YouTubeとTwitterにおいて2005年シーズンと2012年シーズンの日本GPの決勝レースの映像がノーカットで配信される。実況/解説はサッシャ氏、元F1ドライバー 中野信治氏による新録だ。
注目すべき点はコメンタリーの新録だけでなく、YouTube、そしてTwitterで無料配信される、という点にもある。
特にYouTubeの場合、DAZNの契約者でなくても構わないし、Googleアカウントさえ無くても誰でも視聴できるため、F1の面白さ、鈴鹿サーキットの素晴らしさ、日本GPの良さを、まだF1をよく知らない人に届けられる、ということでも素晴らしい取り組みだと言える。
徐々に伝統あるオールドサーキットでの開催が減ってきているF1において、鈴鹿サーキットでのF1開催契約の延長が先日無事発表されたばかり。しかし、ひと頃のF1ブーム時と比べて観客動員が減っていることは無視できることではないし、やはりフジテレビが地上波で放送していた頃と比べると、何気なくF1を知るとか、何気なく見てみる、という機会が減ってしまっていることも現実だ。
それだけにYouTubeとTwitterを介して、今回コメンタリー新録での日本GPの映像配信が行われるのは新規ファン獲得の意味でも非常に魅力的なアイデアだと思う。
しかもYouTubeの場合はスマートフォン、タブレットはもちろんパソコン、テレビ、ゲーム機など様々なデバイスで手軽に視聴できるので、本当にF1ファンが増えるきっかけになるかもしれない。
そして今回無料配信されるのは2005年シーズンの日本GPと2012年シーズンの日本GPだ。
すでにF1ファンだという方にはそのレースについて概要を書いても全く問題ないだろうし、書いた方が、「ああ、あのレースか」と思い出し、振り返って見てみようかと思うトリガーになるかもしれないが、新規ファンの場合は何も知らない方が面白いと思うので、ネタバレを避けるためにここでは何も書かない。
ともかく見所のあるレースなので、ぜひ見てほしい! 日本人F1ファンとしては2012年の日本GPの方がオススメではある。ただ、2005年も面白いので、できれば2つとも見てほしい。
なお、F1 Remindの詳細はDAZNのTwitterアカウントで発表されるとのこと。Twitterアカウントも追っておこう。
【情報元、参考リンク】
・DAZN Japan YouTubeページ
・DAZN ダゾーン公式Twitterアカウント