UQコミュニケーションズは29日、au回線を使ったモバイル通信サービス「UQ mobile」(UQモバイル)において、既存ユーザーの機種変更もしくは他社からの乗り換えで加入する方(以下、MNP)を対象に、それまで使ってきた機種を下取り、それに応じた額を月々の基本使用料から割り引く「下取りサービス」を提供開始した。
下取りサービスは、全国のUQスポットおよびUQ mobile取扱店、オンラインショップで申し込むことができる。
ただし、下取りサービスには利用条件が2つある。
1つは「おしゃべりプラン」もしくは「ぴったりプラン」の各料金プランへの申し込みが必須だという点。これに関しては基本的にほとんどのユーザーが対象になると思う。もう1つは、UQコミュニケーションズが指定する対象機種であること及び破損・水濡れ等がないこと。両方とも条件というほどのものではないが、本記事執筆時点での下取り対象機種はこちらのページ(PDF)に記載されているので確認して欲しい。
Androidスマートフォンの場合は、まともな下取り額がついているのはソニーモバイルコミュニケーションズかサムスン電子の製品のみで、富士通、京セラ、シャープ、ファーウェイ、LGエレクトロニクス、ZTEの対象製品はいずれも最大で1,296円と雀の涙となっている。
「Xperia」シリーズでは「Xperia XZ Premium」が最大15,552円で、「Galaxy」シリーズでは「Galaxy S8+」が最大21,528円となっている。Xperia、Galaxyともに他のシリーズ機種も下取り対象になっていて、他社製品と比べると下取り額が大きい。
下取り額は、対象となる基本使用料から最大24回に渡っての分割割引として還元される。
下取りサービスは他の割引施策/サービスとの併用が可能なので、利用にあたっては細かい規約などについて考えて悩む必要はないが、仮に割引額が対象料金を超えてしまった場合でも超過分は翌月に繰り越されないことには注意したい。すなわち、月々の対象基本使用料よりも割引額が大きくなった場合、超過分は切り捨てとなる、ということ。とはいえ、下取り額は今回発表されたリストを見ても、最も高い「iPhone 7 Plus」でも最大25,920円、24回分割での割引額にすると月々最大1,080円に過ぎないので、基本的には超過するような例はほぼないと思う。
いずれにしても、通信会社が下取りしてくれる場合、中古ショップで売る場合と比べて手間が少なく全ての手続きを一本化できるので手軽だ。UQ mobileへのMNPを考えている方にとっては魅力的なサービスだと思うし、既存ユーザーが機種変更する際にもいいと思う。
ただ、個人的には下取り額が1,296円の機種については、下取らずに手元に残しておいた方がいいと思う。新機種が壊れた時の代替機としても使えるし、家でWi-Fi専用機として使ってもいいし、人に譲るなど色々と使い道があるはずだ。
【情報元、参考リンク】
・UQモバイル
・UQ mobile/下取りサービスの詳細について
・UQ mobile/下取り額リスト(PDF、本記事執筆時点)
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