<▲図:左が現行デザイン、右がリニューアル後のデザイン> |
今回のプロフィール画面変更の大きな点はウィンドウ表示から全画面表示になること、タイムラインの投稿履歴をタップ操作をせずにスクロールだけで表示できるようになること、写真・動画のメニューが表示され、それをタップすれば表示されるようになること。
同社によれば、特に若年層のユーザーにおいてはプロフィールの変更やステータスメッセージをきっかけとしたコミュニケーションも活性化しており、プロフィール画面が単に個人の紹介場所だけにとどまらない存在になってきているという。
そこで今回、プロフィール画面をより目立つ画面にし、より各情報へのアクセスをしやすいレイアウトに変更する。
前述したようにまず大きな変更は画面全体を使う表示形式に変更したこと。プロフィールアイコンは画面中央やや下に配置し、背景画像(カバー写真)は全体表示される。他には名前、ステータスメッセージが表示され、BGM設定していればBGMも流れる。
さらに、画面を下にスクロールするだけでタイムラインの投稿が表示されるので、タイムライン確認は前よりもしやすくなっている。また、「写真・動画」メニューをタップすれば、投稿された写真(画像)・動画、GIFファイルのみをまとめて確認することもできる。
また、プロフィール画面からトーク(チャット)、無料通話、ビデオ通話を起動することもできる。
概ねリニューアル画面の方が使い勝手が向上しそうだ。
LINEでは今回のリニューアル発表にあたり実施した意識調査の結果も発表している。調査期間は8月7日から10日と、今回の発表の直前にあたる時期だ。調査方法は公式アカウント「LINEチーム」のタイムラインを使った、スマートフォンでのアンケート調査。対象は10代以上の男女、有効回答数は2,389。
そしてまず最初に紹介する質問は「プロフィール画面の内容を変更する頻度を教えてください」だが、頻度が多い順に見ると、週に1回以上が24%、月に1回以上が33%、年に数回が25%、年に1回が5%、1年以上変えていないが10%、変えたことがないが4%となっている。
なんと週に1回以上と月に1回以上を合わせると59%と、約6割のユーザーが最低でも月に1回以上、何らかの変更を行なっていることになる。
では、変更の理由は? というと、「何かのイベントがあった時」「友だちと遊んだ時」「みんなに伝えたいことがある時」など、状況や心境の変化があった時の通知手段の一つとして使っていることがわかる。また、「誰かとペア画にする時」という回答もある。
これは筆者のように普段プロフィール画面を全然変えないユーザーにとっては驚きだが、確かに周囲には変えているユーザーも結構いるので、なるほどと納得する答えでもある。
プロフィールアイコンに使う画像についての質問もある。22%が「アニメやキャラクター」、20%が自分や友だち・家族・恋人などの写真、13%がイラストを使っていると回答している。カバー写真は風景が27%、自分や友だち・家族・恋人などの写真が20%、アニメやキャラクターが16%となっている。
そして何より一番変更頻度が高いのはやはりステータスメッセージのようだ。
全体の7割がステータスメッセージを利用していて、その内容を「近況」にしているという。
BGMは全体の約半数が使っている。
「LINE」のアプリは下記のリンク先からダウンロードできる。
【情報元、参考リンク】
・LINE/プレスリリース