AKG Y100 WIRELESSの大きな特徴は、周囲の音の聞こえやすさを調整できる「アンビエントアウェア」機能を搭載している点。外出時はもちろん部屋で音楽や動画などを楽しむ際、もしくは搭載されたマイクも使ってハンズフリーで音声通話を楽しむ際、周囲の音をシャットアウトせずにある程度耳に入ってくるようにしたい方にはAKG Y100 WIRELESSは適した製品だと言える。
それこそ電車やバスに乗っている時に、案内放送を聞き逃したくないような場合、AKG Y100 WIRELESSであれば比較的耳に入りやすい。さらに、その度合いの調整もできる。
Bluetoothイヤホンとしては、BluetoothのコーデックはSBC、AACに対応し、プロファイルはHFP v1.7、A2DP v1.3、AVRCP v1.5に対応する。
また、最大2台の端末との同時ペアリング/使用が可能な「マルチポイント」に対応する。例えば、ウォークマンとスマートフォンを同時にBluetoothで接続し、ウォークマンの音楽を楽しんでいる最中にスマートフォンに着信があった時、スムースにスマートフォンに切り替えて電話を使う、といったこともできる。
イヤホンのインピーダンスは16Ωで、感度は95dB/mW、周波数範囲は20Hz ~ 20kHzとなっている。イヤホンの形態としては、左右のイヤホンを一本のケーブル(途中にボリューム調整などのリモコンなどあり)で繋いだネックストラップ/ネックバンドタイプ。左右のイヤホン間のケーブル長は約90cm。
筆者はこの手のイヤホンが好きだが、ケーブルも比較的絡みにくく、イヤホンの重さもそれほど重くなく、万人向けだと思う。全体の重さは約25g。
内蔵バッテリーは約2時間でフル充電でき、最大で約8時間の再生ができる。
前述したようにマイクを内蔵しているので音声通話も楽しめるが、このマイクは3ボタンリモコンに搭載されている。リモコンでは通話・音量調整・曲の操作(再生・一時停止・曲頭戻し・曲送り)が可能。
パッケージには充電用ケーブル、キャリングポーチ、イヤチップ(Sサイズ、Mサイズ、Lサイズ ※Mサイズ装着済み)が同梱されている。
下はAmazon.co.jpでの商品リンク。
【情報元、参考リンク】
・ハーマンインターナショナル/プレスリリース