ファイブキングダムはグラフィックのクオリティ、ストーリー、オーソドックスな基本ゲームシステムと魅力あるバトルシステム、多様な育成強化システム、豪華声優陣などの魅力あるサウンドと、あらゆる面に注力された大型タイトルだ。筆者は幸運にも事前にテストプレイする機会を得られたが、実際に優れた出来に仕上がっており、オススメの作品だと言える。
ファイブキングダムは、そのタイトル通り、5つの王国が存在する世界を舞台としたファンタジーRPG。主人公のトリストはその王国の一つ、アレルイオ王国の騎士だが、いきなり司令官のガルフレッドに裏切られるシーンから始まる。
5つの王国、そして5つの巨大なクリスタルを巡る壮大なストーリーが描かれるようだが、そもそもの裏切りの理由も分からないし、様々な登場人物たちの思惑が絡み、謎が多い物語展開。筆者がプレイした範囲内だけでも謎だらけで、ストーリーを追うだけでも十分楽しめる。
ゲームの基幹システムはオーソドックスなもので、ストーリーを追う「クエスト」の他に、他のプレイヤーと協力して戦う「レイド」、他のプレイヤーとランキングを競う「決闘」、ひたすら上を目指すダンジョン「財宝の塔」など、複数のモードを搭載する。
各モードはクエストを進める中で解放されていく形式で、徐々にやれることが増えていく。
この辺りのゲームモード構成はオーソドックスなので、RPGだけでなく近年のスマートフォン向けゲームを遊んでいる方はすぐに馴染めると思う。一方で、あまり馴染みがない方でも、一つずつ順に各モードがオープンしていくので、チュートリアル含めて少しずつ覚えていけるので大丈夫だ。
バトルシステムはコマンド形式に近いが、オートバトル機能もあるので、ザコ戦などは自動で放置して進められる。手動で戦う場合は、戦闘中に発動するスキルのタイミングやキャラクターの移動なども自分で行うことができるが、当然ながら強敵との戦いでは自分でプレイした方が勝利しやすいと思う。
究極攻撃である「オーバーアーツ」には派手な演出も用意されている。
ファイブキングダムは全ての要素をハイクオリティにまとめており、次に遊ぶRPGを探している方にはオススメの作品だ。ちょうどこれまで遊んできたRPGに飽き始めてきたとか、夏休みの残りの期間で遊ぶ作品を探しているとか、人それぞれだと思うが、オススメしやすい作品であることは確か。
本日のリリースを楽しみに待ちたい!
なお、オクトバにて試用レポート記事が公開されているので、関心がある方はそちらも参照してほしい。
※リリース後の追記
「ファイブキングダム」のアプリは下記リンク先からダウンロードできる。
【情報元、参考リンク】
・Google Play/ファイブキングダム
・「ファイブキングダム-偽りの王国-」公式サイト
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