<▲図:シンプルスマホ4。左からシャンパンシルバー、ネイビー、ピンク> |
「シンプルスマホ」シリーズの最新機種となるシンプルスマホ4だが、細かい部分ながら、いくつかの点で魅力的な進化を果たしており、人気を博すかもしれない。
ディスプレイはシャープ製端末でお馴染みのIGZO液晶で、サイズは5インチだが、光の反射を抑えることができるインセル構造によって、屋外で画面が反射して見えにくくなる状況を防げる。これは実際魅力的だ。さらに、輝度、コントラスト、彩度などを目への負担が少ない設定に調整することで目の疲労感を低減できる「はっきりビュー」にも対応している。
シンプルスマホ4は、全国のソフトバンクショップで開催されてきたスマホ初心者向けの教室やスマホの操作案内などを行う「スマホアドバイザー」スタッフへのアンケート結果を参考に開発されたこともあってか、ボタン周りの強化もある。
スマホを初めて使う方に好評だという音声検索を手軽に起動できるよう、本体側面に専用ボタンを搭載する。ボタンを押すだけで音声検索を起動できるようになっている。初心者に限らず音声検索は便利で、筆者自身よく使うので、専用ボタン搭載は魅力的だ。
また、「電話」や「メール」をワンタッチで起動できるボタンも前面下部に搭載する。不在着信が残っている場合は「電話」ボタンが点滅してユーザーに知らせてくれる。もちろん、物理ボタンの「ホーム」ボタンも搭載する。この3つのボタンは前面下部に横並びで配置される。
ボディは防水・防塵に加え、米国国防総省の調達基準である「MIL-STD-810G」準拠の耐衝撃性能も備えている。安心して落とせるというのは言い過ぎだが、ボディが強靭であることは魅力的だ。
そして、充電を繰り返してもバッテリーが劣化しにくい「インテリジェントチャージ」機能も導入している。
ハードウェアの主な仕様も確認すると、OSはAndroid 8.0、CPUはQualcommのSnapdragon MSM8937オクタコア、メモリ(RAM)は3GB、ストレージ(ROM)は32GB、ディスプレイは前述したように5インチサイズで解像度は1,280×720ドット、LTEの通信速度は下り最大112.5Mbps、上り最大37.5Mbps、Wi-FiはIEEE802.11 b/g/n(2.4GHz)準拠、ボディサイズは約71×143×9.4mmで、重さは約148g。
カラーバリエーションはシャンパンシルバー、ネイビー、ピンクの3色。
【情報元、参考リンク】
・ソフトバンクオンラインショップ
・ソフトバンク/プレスリリース