具体的には御殿場口(登山道)、御殿場口(下山道)、須走口(登山道)、馬の背(御殿場Rt.方面)、馬の背(富士宮Rt.方面)における通過人数と温度、湿度を確認できる。
便利なのは過去のデータを時間別でチェックできること。スケールは3時間表示/6時間表示/12時間表示の3種類が用意されている。このデータによって、どの時間帯にどの登山口が混みやすいか、といったことも分かるし、時間帯別の温度・湿度変化も分かるので、登山スケジュール検討の際にかなり役に立つと思う。
このサービスは静岡県御殿場市、静岡県小山町、KDDI、KDDI総合研究所によって提供されるもので、7月10日から9月10日までの期間限定。
前述の5つのスポットにIoTセンサーを設置し、通過人数と温湿度を確認できるわけだが、一般の登山者にとって便利なだけでなく、御殿場市と小山町も今回得られたデータを、今後の富士山登山口などにおける整備計画やツアー造成などに活用するという。
<▲図:PCのブラウザでアクセスした場合> |
また、静岡県御殿場市富士山御殿場口新五合目にある「Mt. FUJI TRAIL STATION」において、天候に関わらず晴れた日の富士山を楽しめる望遠鏡型のVR機器「VR View Scope」も設置される。
天気が良くなくても、VRで晴れの日の様子を6K解像度の360度3D映像で楽しめるという。こちらは有料で、利用料金は300円。
<▲図:VR View Scope> |
【情報元、参考リンク】
・ミエル フジサン公式サイト
・KDDI/プレスリリース