<▲図:トーンモバイルでは紙ベースで利用制限をかけられる機能がある> |
しかし、そうなった場合、親は子供にスマホを持たせるということを考え直すかもしれない。
ご存知の通り、任天堂には世界的に人気なキャラクターやIPが数多くあるし、ゲームのクオリティも高い。
そんな任天堂が本格的にスマホゲームを投入するようになれば、今まで以上に「子供がゲームばかりしてしまって困る」という状況になるかもしれない。
そして、タッチディスプレイだけではイマイチ操作しにくいので、コントローラが大きな市場になるかもしれない。
また、ゲームのプレイヤー年齢制限がより厳しくなる可能性もあるだろう。R6やR10など、今まで以上に多くのハードルが必要になるかもしれない。年齢に基づくアプリの起動制限などの機能の搭載が必須になるかもしれない。
もちろん、それはゲームアプリを開発するソフトハウスにも負担になっていくことだろう。年齢制限に配慮した開発をしなければならないからだ。
しかし、それはスマートフォンの未来には必要なもので、避けられないのかもしれない。
現在でもトーンモバイルのスマホ「TONE」(TSUTAYAのスマホ)などでは子供の使用環境を管理する機能が強力だが、未来のスマホにはそのような機能がきっと必要になっていくのではないかと思う。
ちなみに、任天堂自体が提供元となっているスマホゲームは現時点では「Super Mario Run」や「どうぶつの森 ポケットキャンプ」程度だが、ポケモンは任天堂がスマホに本格参入するよりもずっと以前から参入しており、最近では「Nintendo Switch」とiOSとAndroidの3プラットフォームで「ポケモンクエスト」をリリースしている。昔は任天堂のゲーム機でしか遊べなかったキャラクター、IPがスマホに徐々に進出しているのだ。
記事執筆者プロフィール
一条真人
ITジャーナリスト
Twitter:@ichijomasahjito、Facebook:masahito.ichijo、
ブログ:一条真人メモ
クラウドサービスからスマートデバイス、デジタルAVまで、デジタル関連のアイテムが大好き。「ハッカー」(日本文芸社)、「PCプラスワン」(笠倉出版)などパソコン雑誌の編集長を経て、小説なども出版して現在にいたっています。PC、IT関連の本は50冊以上書かせてもらいました。スマートフォンは初代Xperia(あまりに美しいデザイン!)、iPhoneなど数機種使っています。
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本コラムは毎月第2・第4火曜日更新予定!
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