<▲図:左から順にXit AirBox、Xit Brick、Xit Board> |
外出先からのスマートフォンでの視聴も可能で、家の中でも様々な機器からワイヤレス視聴できる据え置きタイプの「Xit AirBox」(XIT-AIR100W)、パソコンのPCI Expressバススロットに挿して使うボードタイプの「Xit Board」(XIT-BRD100W)、そしてスマートフォン程度のサイズでUSB端子に接続して使う「Xit Brick」(XIT-BRK100W)の3つが新たに発売となる。
発売日はXit AirBoxとXit Boardが6月22日で、Xit Brickは7月6日の予定だ。
今回の製品のうち、第1弾製品のXit Stickのように外出先で使えるものはない。というのも、3機種ともアンテナケーブルを直接接続するタイプなので、外出先では電波を受けられない。しかし、視聴については、Windows PC、Mac、スマートフォンやタブレットなど様々な機器が対応している。
それでは一つ一つ概要を紹介していきたい。
<Xit AirBox>
<▲図:Xit AirBox> |
Xit AirBoxは、Station TV時代の製品「PIX-BR310W」の後継機種。この製品は2014年11月発売なので、約3年半が経ってからの新モデルだ。ワイヤレス対応のテレビチューナーで、Wi-Fi(無線LAN)ルーターとLANケーブルで繋ぐことで、家のWi-Fiネットワーク下にあるWindows PC、Mac、Android、iOSといった様々なOSを搭載する機器での視聴が可能だ。さらに、外出先からLTEを使って家のXit AirBoxに接続して視聴することもできる。通勤/通学中などでもLTEを介してテレビ番組を視聴できるので便利だ。
さらに、USB接続可能なハードディスクを接続することで録画もできる上に、裏番組録画もできる。
Xit AirBoxはパソコンに有線接続せずに使える製品なので、パソコンを持っていない、もしくは使えない環境でもテレビを視聴できる。
<Xit Board>
<▲図:Xit Board> |
Xit Boardは2015年発売の「PIX-DT460」の後継機種。Xit BoardはWindows PC向けの製品。接続はPCIe接続なので、デスクトップPCユーザー向けだ。ダブルチューナー・ダブルトランスレコーダー搭載で、2枚同時使用することで最大4番組の同時録画もできるようになる。最大4番組の同時録画をしたい方は、Xit Boardを2枚購入すればいい。
また、最大15倍までのAVC(H.264)の圧縮録画を2番組同時に行うことができる。これによって1TBのハードディスクに約1,500時間も録画できる。Station TV時代からの便利な録画関連機能も利用できる。タイムシフト、スリープ復帰しての録画、時間変更追従などだ。
Windows搭載デスクトップPCでの視聴がメインの方にはXit AirBoxよりも本製品の方がスペースを取らず便利だろう。
また、Xit AirBoxのようにワイヤレスでスマートフォンやタブレットから本製品にアクセスして視聴することもできる。
<Xit Brick>
<▲図:Xit Brickの使用イメージ> |
Xit Brickは2015年発売の「PIX-DT195シリーズ」および2016年発売の「PIX-DT295シリーズ」の後継機種。
USBのバスパワー動作対応でスマートフォン程度のサイズ。Xit BoardをUSB接続型に変えたような製品で、チューナー機器としての基本的な機能は変わらない。Windows、Macどちらにも対応する。Xit Boardと同様、チューナーを2基搭載しているので、2番組同時録画も可能となっている。それこそXit Boardのように2台購入し、同時使用することで最大4番組の同時録画もできる。スマートフォンなどからのワイヤレス視聴にも対応する。
【情報元、参考リンク】
・Amazon.co.jp/Xit製品ページ
・ピクセラ/プレスリリース