<▲図:左側がNature Remoで右側がNature Remo mini> |
Nature Remoは遠隔操作をしたい家電がある部屋に設置することで赤外線リモコンの操作を中継する。Nature Remoを家のWi-Fiネットワークに接続することでスマートフォンやスマートスピーカーからの操作が可能となる。
スタンダードモデルの価格は13,000円(税抜)なので、前述したようにミニモデルは約半額だ。
半額程度なのでこれまでよりも導入しやすくなると思うが、スタンダードモデルと何が異なるのか気になると思う。
大きな違いは搭載センサーの数と種類。スタンダードモデルには温度・湿度・照度・人感センサーが搭載されているが、Nature Remo miniが搭載するセンサーは温度センサーのみだ。それに伴って筐体サイズもコンパクトになった。それ以外は基本的に変わらないので、個人的には多くのユーザーがミニモデルで十分ではないかと思う。サイズはスタンダードモデルが約74 x 74 x 20mmなのに対して、ミニモデルは約58 x 58 x 15.6mmだ。
Nature Remoは赤外線を使ったリモコンを採用する家電に対応し、その赤外線リモコン操作を中継し、スマートフォン、Google Home、Amazon Echoから遠隔で操作できるようにするわけだが、普通にオン/オフ操作などを遠隔で行う他に、条件を指定しての自動起動などもできる。
これを「ルール」設定/運用というが、例えばエアコンの場合、室内の温度が25度以上になったらオンにする、といったような使い方ができる。
<▲図:スマートフォン向けアプリのイメージ> |
もちろんスタンダードモデルの場合は湿度も計測できるので、湿度設定も可能だ。他にも、連携するスマートフォンが何m以内に入ったらオンにするとか、色々と設定できる。しかし、個人的にはセンサーについては温度センサーだけで十分だと思うし、メーカー側もミニモデル投入に向けて最低限必要なセンサーは温度のみだと判断したのだろう。
実際にはルール設定はあまり使わないと思うので、繰り返しになるが多くの方がNature Remo miniで十分だと思う。そして、7,000円程度になるとNature Remo mini導入はかなりオススメできるようになってくる。1万円以上かかると無条件で勧めることもできないが、ミニモデル登場でハードルが下がった。
Nature Remo及びNature Remo miniを使えば、それこそ外出先からスマートフォンで家電を操作することもできるので、外出先からコントロールしたい家電がある場合には本当に便利だ。また、スマートスピーカーに関してもGoogle Home、Amazon Echoに対応し、声での操作ができる。
下はAmazon.co,jpでの商品リンク。
【情報元、参考リンク】
・Nature Japan公式サイト