<▲図:左からバンクワン、バンクニャン> |
犬型のバンクワンと猫型のバンクニャンの2タイプが用意され、バンクワンは100円玉専用の貯金箱でバンクニャンは500円玉専用となっている。
貯金できる硬貨がそれぞれ限られてしまうので、犬が好きか猫が好きか、という見た目の好みだけで選ぶことができない点はちょっと残念だが、それで選んでしまっても構わないとも思う。ただ、子供の場合は500円玉貯金は厳しいと思うので、バンクワンにせざるを得ないかもしれない。
バンクワン/バンクニャンはタカラトミーアーツの新プロジェクト「TooI」(トーイ)の第一弾商品となる。TooIでは、IoTをはじめとした最先端の技術を盛り込んで遊びにイノベーションを起こすことを目指している。
バンクワン/バンクニャンにはスピーカーが内蔵されていて、お金を入れると「きました500円! 計算するからね。合計金額は2,500円。ネコババしてないニャー」などと喋ってくれる。合計金額を教えてくれるのはかなり便利かもしれない。また、喋っている時には目や耳、鼻、口などのパーツが動くようにもなっている。
面白いのは合計額を教えてくれるだけでなく、貯金管理をしてくれる点。貯金をサボっていると「金の切れ目が縁の切れ目か」などと貯金を催促したり、「貯金をしたのが6月5日で7,500円。すごい早さで貯まっていく」などと喋ってくれる。
さらに、音声認識機能も備えていて、頭のボタンを押して指定のワードで話しかけることで、会話を楽しむこともできるようになっている。人感センサーも搭載され、人の気配を感じると、自ら喋ることもある。
<▲図:パッケージと本体イメージ> |
Wi-Fiも搭載しているので、家のWi-Fiネットワークに繋いでおけば、今日のニュースや天気予報まで教えてくれる。ちょっとしたスマートスピーカーのような機能もあるので面白い。タイマー設定を使って毎日指定した時間にニュースなどを喋らせることもできる。
ちなみに、バンクワンは容量としては10,000円貯めることができる。バンクニャンは50,000円貯めることができる。
【情報元、参考リンク】
・Amazon.co.jp/おせっかいなスマート貯金箱
・タカラトミーアーツ/プレスリリース(PDF)