ROG PhoneはASUSのゲーマーブランド「ROG」の名を冠したハイスペックスマートフォン。ASUSは近年スマートフォンでは「ZenFone」ブランドしか使ってこなかったが、今回新たに登場する新製品は何とROGブランドだ。
ROG Phoneはゲーマー向け製品として際立つハイスペックさが大きな魅力。
OSはAndroid 8.1で、独自のUI「ROG Gaming X mode UI」を搭載する。CPUはQualcomm Snapdragon 845で、メモリ(RAM)は8GB、ストレージ(ROM)は128GBもしくは512GB、ディスプレイは約6.0インチで縦横比が18:9、解像度は2,160×1,080ドットの有機EL。しかも、HDRに対応し、コントラスト比は10,000:1、応答速度1ms、90Hz駆動など、非常に優れた性能を持つパネルを採用している。
バッテリー容量は4,000mAh、本体サイズは約76.16×158.83×8.65mm、重さは約200g。
Wi-FiはIEEE802.11ad 60GHzまでサポートする。もちろん、a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)もサポートする。
<▲図:Gamevice Controller & WiGig Dock> |
<▲図:空冷カバー> |
しかし、ROG Phoneは単体でのハイスペックさだけが売りではなく、ドッキングシステムが大きな魅力となっている。コントローラーユニット「Gamevice Controller & WiGig Dock」を装着できるほか、空冷カバー「AeroActive Cooler」、2画面化ユニット「TwinView Dock」、そしてテレビに映像を出力できる「Mobile Desktop Dock」などをドッキングして拡張することができる。
<▲図:TwinView Dock> |
<▲図:Mobile Desktop Dock> |
<▲図:Mobile Desktop Dockの背面> |
また、ゲームモード「Xモード」に切り替えてメモリ(RAN)を可能な限り開放し、割り込みを無効化することもできるので、ゲームだけにハードウェアのパフォーマンスを最大限割くことができる。
ちょっとぶっ飛んだスペックと特徴を持つスマートフォンで大注目だ。日本市場への投入有無などは分からないが、ROG Phoneをゲットしたいと考える方は多くいると思うだけに期待したい。
【情報元、参考リンク】
・ROG Phone公式サイト
・ASUS公式オンラインショップ