このサービスでは例えば「J SPORTS」「時代劇専用チャンネルNET」などのチャンネルを選び、手軽に視聴契約を結んで視聴できる。例えばJ SPORTSの場合はCS放送のほか、独自のオンデマンドサービス「J SPORTSオンデマンド」が既存サービスとして存在しているが、新たにAmazon Prime Videoのプラットフォーム上でのサービスも選択肢の一つになる。
利点としては、「Amazon Prime Video」に対応する機器で広く視聴できるということ。また、14日間の無料体験サービスも提供されている。ひとまず無料で体験できるので、気軽にトライできる。
ただし、例えばJ SPORTSの場合、今週開催中のル・マン24時間レースの番組をこのAmazon Prime Videoチャンネル向けのサービスで視聴することはできない。というのも、現在はJ SPORTSのチャンネルに限らず、アーカイブ配信しか行われていないからだ。すなわち過去の番組をオンデマンドで視聴できる訳で、スポーツのようにリアルタイム視聴の需要が大きな番組にはあまり向いていない。
とはいえ、将来的には一部のチャンネルにおいてリアルタイム配信も行われる予定なので、J SPORTSのようにCS放送をベースとするチャンネルを視聴できる手段の一つとして非常に大きな選択肢になるかもしれない。
なお、筆者の場合はモータースポーツを好きなためJ SPORTSを例に挙げて紹介したが、そのJ SPORTSのAmazon Prime Videoチャンネルにおけるサービス料金は月額2,138円。そのため、現時点ではJ SPORTSに関してはネット配信での視聴をしたい場合にはJ SPORTSオンデマンドをオススメする。
一方、「アジアドラマチャンネル」(月額864円)、「時代劇専門チャンネルNET」(月額540円)、「ナショジオ ワイルド」(月額771円)など、リアルタイム性を問われないコンテンツに関してはネックがないので、関心を持つチャンネルがある場合には無料体験してみよう。
本記事執筆時点で提供されているチャンネルのリストと月額料金(税込)は下記の通りだ。
- アジアドラマチャンネル:864円
- 囲碁プラス-α:864円
- エンタメ~テレ☆バラエティ オンデマンド:380円
- CLUB TV:216円
- 極道戦線:540円
- J SPORTS:2,138円
- 時代劇専門チャンネルNET:540円
- 将棋プラス-α:864円
- セントラルスポーツ・フィットネスチャンネル:432円
- ダンスチャンネル オンデマンド:380円
- Channel恐怖:540円
- 釣りビジョン セレクト:540円
- ナショジオ ワイルド:771円
- 日経CNBCプラス:972円
- ファミ劇Neoプラス:540円
- HISTORY:324円
- BBCワールドニュース:778円
- VパラTVプラス:490円
- MEN’S NECO+オンデマンド:450円
- yoga esse ヨガエス:540円
【情報元、参考リンク】
・Amazon Prime Videoチャンネルについて
・Amazon Prime Video