グーグル(以下、Google)は25日、Wi-Fiルーター「Google Wifi」を日本で26日に発売すると発表した。Google ストアのほか、対象の家電量販店(※後述)で販売される。
家庭用のWi-Fiルーターは数多くのメーカーからリリースされていて、それこそ最近ではゲーマー向けのモデルも出てくるなど選択肢が多い。その中にあってGoogle Wifiならではの魅力や特徴はあるのか? といえば、きめ細かい便利な管理機能やスマートフォン向けアプリとの連携などとなる。さらに、メッシュWi-Fi技術を使ってGoogle Wifiを複数台使って通信エリアを拡張できることだ。
メッシュWi-Fi技術によって複数台のGoogle Wifiを使ってのWi-Fiネットワーク構築もできるので、最初から3台パックも用意される。3台パックの希望小売価格は39,000円(税抜)で、1台だと15,000円。
まずはメッシュWi-Fi技術から見ていくと、Google Wifiは必要に応じて複数台を使って、広い通信エリアを構築できる。しかも、エリア内を移動してGoogle Wifiの接続切替が必要な状態になっても、ネットワーク・アシスト技術によって、最寄りのGoogle Wifiへのシームレスな自動接続ができ、途切れることなくWi-Fiを利用できるという。
また、ネットワーク・アシスト技術によって、接続している端末にとって最速となるWi-Fiチャンネルおよび通信帯域を自動的に選択し、バックグラウンドでWi-Fi通信を高速に保ってくれる。
さらに、AndroidおよびiOS向けのアプリからの管理が便利そうだ。
例えば、ファミリーWi-Fi機能を使って、アプリから子供が使っているスマートフォンやゲーム機などのWi-Fi通信を一時停止したりと制限管理できたり、特定の端末への通信を優先させるようなこともできる。そのため「Netflix」での4K映像や「YouTube」などをよく視聴する端末は優先設定しておけば動画視聴が快適になるはずだ。
Google Wifiへ接続している端末の種類や数、各端末の帯域幅などもアプリから一目で確認できる。
セキュリティではGoogleアカウントによるセットアップ、ワイヤレス暗号化、セキュアブート、自動アップデートなどの機能がある。
Google Wifiを取り扱う量販店は、ビックカメラ、コジマ、ソフマップ、ヤマダ電機、ヨドバシカメラ、エディオン、ジョーシン、ノジマ、ケーズデンキ、楽天ブックス。
【情報元、参考リンク】
・Google Wifi製品ページ
・Google Japan Blog/Google Wifi 日本発売開始
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