楽天は23日、携帯電話キャリア事業用の基地局設置にあたり、中部電力が保有する電力設備を活用することを決定したと発表した。活用する電力設備というのは、送電鉄塔、配電柱、通信鉄塔、建物屋上など。
楽天はすでに基地局設置に向けて東京電力グループの設備を活用することも発表済みで、他の電力会社の設備活用も検討中である明らかにしていた。今回は電力会社の設備を活用する2件目の事例となるが、今後も地方電力会社との協力を検討していくとしている。
楽天の携帯電話キャリア事業は2019年にサービスを提供開始する予定なので、準備期間は意外と短い。
4G用の周波数として1.7GHz帯と3,4GHz帯の割り当てについては総務省に申請済みだが、3月末までの認定に向けて並行して様々な準備を進めている。今回の中部電力、先日の東京電力グループとの協力発表もその一つ。
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