<▲図:「おもいでばこ」のWindows用アプリ> |
おもいでばこはデジカメの写真などを重複チェックをしながら取り込み、自動整理して表示してくれる便利な写真・動画専用ストレージで、HDMI接続したテレビではリモコンを使って閲覧でき、スマートフォンやタブレットでもWi-Fiで接続し、同じく快適に扱うことができていたが、今回新たにWindows用アプリもリリースされた。
このWindows用アプリを使うことで、パソコンからWi-Fiを介しておもいでばこにアクセスし、おもいでばこに保存されている写真、動画をスムースに閲覧することができる。
さらに、閲覧にとどまらず、ドラッグ&ドロップ操作だけでおもいでばこのストレージに手軽に写真の追加もできる。おもいでばこは個人的には「手軽さ」が魅力で、撮影した写真を全部取り込ませて使うことに大きなメリットがあると思うが、パソコンで事前に不要写真を省いておきたい、とか、一旦おもいでばこに取り込んだ後から不要な写真を削除する、という方には特に今回のWindows用アプリは大きなサポートになると思う。
また、この機会に、まだおもいでばこに取り込んでいなかったパソコン内の写真を一気にコピーしてもいいだろう。
いずれにしても、かなり便利になったことは確かだ。
さらに今回、Mac用アプリのアップデートも用意された。iPhoneで撮影したHEVC・4K・Live Photosに対応した。
今回のWindows用アプリの登場とMac用アプリのアップデートをもって、おもいでばこはひとまず利用環境が完成したように思う。
写真の整理、管理は結構面倒な作業で、多くの人が投げ出してしまいがちだと思うが、おもいでばこは何も考えずに全部取り込ませてしまえばいいので、かなりオススメだ。それなりにチェックしてから保存したい人の場合、全部まとめて取り込ませることに多少なり引っかかりを感じるかもしれない。私もどちらかというとキチンとチェックして不要な写真を削除して整理したいタイプだ。ところがすぐに慣れてしまった。というか、一度楽なことに慣れると戻れなくなる典型的事例の一つだと思う。しかも、パソコンのストレージに保存して管理していると、どうしても写真を見返す機会が少なくなると思うが、おもいでばこの場合、テレビに繋げておくので、リモコンで手軽に閲覧できて、写真を見る機会が増える。
また、スマートフォン、タブレットからもWi-Fi接続で手軽に閲覧できるので、写真専用の保管庫として非常に優れていると思う。撮影機会が多い方にはお世辞抜きでオススメだ。
ちなみに、おもいでばこには新型の「PD-1000S」(ハードディスク容量は1TB)と「PD-1000S-L」(2TB)、旧型の「PD-1000」(1TB)があるが、容量が1TBで構わないのであれば、旧型のPD-1000でも問題ない。PD-1000SとPD-1000には本記事執筆時点でも6,000円程度の価格差があるので、個人的には旧型のPD-1000で構わないと思う。ただ、それこそ毎日のように写真を見るかもしれない、とか、家族複数人で利用するとか、利用頻度が高い方には新型をオススメしたい。
下はAmazon.co.jpでの商品リンク。
まずは新型のPD-1000Sシリーズ。左が2TBモデルで右が1TBモデル。
次に旧型のPD-1000。
【情報元、参考リンク】
・バッファロー/プレスリリース