<▲図:VR映像のイメージ> |
このVR映像はソフトバンクの携帯電話ユーザーだけでなく、対応機種を持っている方なら誰でも視聴できる。Android、iPhone、Oculus Riftでの視聴が可能で、通信回線の速度は最低でも3Mbps以上、高画質での視聴には10Mbps以上が必要とされる。
スポーツのVR映像は野球も含めてすでに色々とリリースされているが、ライブ配信となると珍しい。日本では初の事例かもしれない。
今回の映像を視聴するための通信速度が高画質でも10Mbps以上で十分ということは、それほど高画質ではないと思われるので臨場感は期待ほどはないかもしれないが、スポーツのVR映像を見たことがない方には、スポーツ中継をVR映像で視聴することの革命的な面白さを理解できると思う。
すでに「Gear VR」などに向けたスポーツのVR映像体験アプリが複数リリースされているので、Galaxyシリーズのユーザーや、「Oculus Rift」などのユーザーはぜひ色々と試してみてほしい。
なお、今回の実験で配信される映像は、球場内にセットされた3台のVRカメラによるものだという。カメラはバックネット裏、内野席(一塁側)、外野席(ライト側バックスクリーン横)に設置され、視聴者は映像内に表示されるカメラのマークに視点を合わせることで、カメラ映像を切り替えることができる。
バックネット裏カメラの映像では、VR映像の中に中継用映像を重ねて表示しながらの観戦となるので、基本的にはこの映像が一番見やすいはずだ。
実際にスマートフォンで視聴する際には「パノミル」というアプリを使う。Gear VRの場合は、Oculus Homeのストアから探してほしい。他のAndroid端末やiPhoneの場合は、Google PlayやApp Storeからダウンロードしよう。
配信スケジュールは下記の通り。
- 3月24日 13時00分:福岡ソフトバンクホークス 対 広島東洋カープ
- 3月30日 18時30分:福岡ソフトバンクホークス 対 オリックス・バファローズ
- 3月31日 13時00分:同上
- 4月01日 13時00分:同上
「パノミル」のアプリは下記のリンク先からダウンロードできる。
【情報元、参考リンク】
・ソフトバンク/プレスリリース