楽天が携帯電話事業に参入する方針であることはすでに過去の報道でも明らかになっているが、総務省が新たに割り当てる携帯電話向けの電波の取得申請を同社が行ったと日本経済新聞が26日に報じた。
現時点では申請の段階で、今後、楽天が提出した計画書を電波監理審議会が審査することになるが、最終的に電波を取得できれば、楽天が第4の携帯電話キャリアとして市場に参入するためのハードルの一つをクリアすることになる。
現在の携帯電話市場は、NTTドコモ(以下、ドコモ)、KDDI/沖縄セルラー(au)、ソフトバンクの3キャリアがしのぎを削る状況だが、そこに新たなプレイヤーとして楽天が加わると、各社のサービス内容はもちろん料金においても大きな変革が起こるかもしれない。ただ、楽天の場合は通信インフラをゼロから整備しなければならないため、しばらくの間はエリアカバーや速度面などで既存3キャリアには及ばないかもしれない。一方で、料金では勝負してくるかもしれない。
楽天は現在、格安SIM/スマホサービスとして「楽天モバイル」を提供中なので、将来的にサービス構成をどのようにするのかまだ分からないが、格安SIM/スマホサービスも残すとなると、ソフトバンクが「ソフトバンク」と「ワイモバイル」、2つのブランド展開をしているように、楽天も2ブランドで行くのかもしれない。
楽天は1月に携帯電話事業を行う新会社「楽天モバイルネットワーク」を設立しており、今後、基地局の整備などで6,000億円の投資を行うとされる。サービスの提供は2019年の予定で、約10年をかけて1,500万人のユーザー獲得を目指すとしている。
いずれにしても、久しぶりに訪れる大きな変化となりそうなので、楽しみな動きだ。
【情報元、参考リンク】
・日本経済新聞
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