アンカー・ジャパン(以下、Anker)は8日、経済産業省が1日に発表した、電気用品安全法に基づくポータブルリチウムイオン蓄電池(いわゆる「モバイルバッテリー」)の規制対象化を受けて、自社製品において早期対応を行うと発表した。
バッテリー搭載製品は過剰発熱や発火・爆発などの事例が世界的に見られることもあり、近年、製品の品質・安全対策への関心が高まっている。今回の動きもそうした背景を受けてのものだが、メーカーや販売業者が即座に対応することも難しいため、一年間の経過措置期間を設け、規制対象化は2019年2月1日からとなる。
実はモバイルバッテリーに内蔵されるバッテリー自体はすでに規制対象となっているのだが、最終製品としてのモバイルバッテリーは規制対象外だった。今回の改正では、モバイルバッテリー自体も規制対象に加わる。
そのため、製造メーカーは製品へのPSEマークの表示義務が生じるし、輸入・販売業者はPSEマークが表示され、技術基準を満たしたものしか販売できなくなる。
そしてAnkerの話に戻るが、Ankerは今や世界的なモバイルバッテリーメーカーだ。日本でも高い人気で、本当に多くのユーザーがいると思う。
そのAnkerでは、すでにPSEマーク取得に必要な技術基準に適合した製造を行っているという。加えて、独自に高い品質基準を設け、製品検査・品質管理を行っている。そして今後、既存製品については段階的に対応を進め、経過措置期間中に全ての対象製品にPSEマークを表示していく予定とのこと。
なお、Ankerは2月11日(日曜日)に一日限定で最大33%オフの「冬のガジェットフェス」と題したセールをAmazon.co,jpで実施する。こちらも注目だ。
【情報元、参考リンク】
・Amazon.co.jp/Anker
・Anker/プレスリリース
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