記事公開時にはBamboo Tipのパッケージにはソフトとハード、2種類の替え芯が同梱されると記載しましたが、実際には同梱されないとのことです。それに伴い、本記事内の該当の記述を削除、修正しました。間違った情報をお伝えすることとなり、お詫び申し上げます。
ワコムは23日、AndroidとiOSに両対応した極細のスタイラスペン「Bamboo Tip」を26日に発売すると発表した。ワコムの公式通販サイト「ワコムストア」やAmazon.co.jpなどではすでに予約受付が始まっている。Bamboo TipはOSの互換性に煩わされることなく一つのスタイラスペンで複数のデバイスで共有できることが大きな特徴。Bluetooth機器ではないので、デバイスとのペアリングも不要。
<▲図:Bamboo Tip> |
内蔵バッテリー駆動で20時間の連続駆動が可能。使用しないときには自動的に電源が切れるので、実際には一回の充電でかなりの日数を持たせることができそうだ。
まずはペン先だが1.9mmなので、よくある数mmの直径の半球状のペン先がついたタッチペンなどと比べると圧倒的に書きやすいはずだ。ペン先は磨耗したら手軽に交換することもできるので長く使用できるという。また、ペン先の書き味を変えたい場合には別売りの替え芯(「Bamboo Sketch」と共通)を購入することで可能だ。ソフトとハード、2種類の柔らかさの替え芯がオプション品として販売されている。
Bamboo Tipにはトップ部分にデバイス切替スイッチがあり、デバイスに合わせて最適な設定にスイッチで手軽に切り替えられるようになっている。例えばAndroidタブレットであれば多くの場合、このスイッチを上にし、iPad Proであれば下にする。
<▲図:サイドスイッチ> |
デザインはオーソドックスなものなので、おそらく握りやすく使いやすいはずだ。
ペンの全長は約142mmで、軸の最小径は約10mm、重さは約16g。
なお、Bamboo Tipの対応機種は公式サイト内のこちらのページで確認できるが、Androidの場合は2017年、2016年発売モデルを中心に公式に動作確認が取れているようだ。Androidだとおそらく公式のリストに記載されていない機種でも動くと思うが、公式の対応機種に載っていない場合にはメーカーが想定している検出精度で使えない可能性があることを考慮した上で購入することになる点には注意が必要だ。
iPhoneはSEとナンバリングモデルだと6以降、iPadは第一世代から対応しているようだが、12.9インチのiPad Pro(第1世代)だけは互換性がないとされているので注意してほしい。
また、バッテリー内蔵のスタイラスペンとはいっても、それはBluetooth接続に使っているわけではない。筆圧感知機能もないので、これらの点にも注意してほしい。
<▲図:充電はトップのキャップを開けてmicroUSB端子にUSBケーブルを接続して行う> |
販売価格はワコム公式通販サイトのワコムストアでは6,782円(税込)となっている。替え芯は前述の通り「Bamboo Sketch」と共通で、1,620円で販売されている。
下はAmazon.co.jpでの商品リンク。
【情報元、参考リンク】
・Bamboo Tip公式サイト