<▲図:ジュニアスマホのホーム画面例> |
このサービスを利用すると、アプリ内課金などで購入する有料コンテンツの支払いなどに利用できる「ソフトバンクまとめて支払い」を利用できなくなるので、子供が有料コンテンツを購入することが簡単にできなくなる他、フィルタリングサービス「あんしんフィルター」(申込は必要)によって、保護者があらかじめ子供の年齢に合わせた設定強度でフィルタリングをかけることができる。
また、ホーム画面も子供向け設定になるので、子供向けに開発されたスマートフォンと同じような状態にすることができる。
そして、このサービスの大きな特徴は、あらかじめ子供向けに開発されたスマートフォンと違い、一般のスマートフォンを子供向け仕様にできるということ。そのため、一見したところは「Xperia XZ1」や「AQUOS R」だったりと、普通のスマートフォンだという点。
年齢や環境、性格などにもよると思うが、子供向けスマートフォンが嫌がられる場合もあると思うが、そうした場合でもこうしたサービスを使えば、見た目、もちろんハードウェア自体は普通のスマートフォンなので、子供も受け入れやすいかもしれない。さらに、フィルタリングをかけたり、制限をかける必要のない状況になった場合にはいつでも解除して普通のスマートフォンとして使えるようになるので、一台の機種を長く使え、コストパフォーマンスも悪くないかもしれない。
ただ、子供向けの専用機と違い、あくまでもアプリで後から上乗せする機能に過ぎないので、専用機ほどの細かい制限機能はない。そのため、小学生などの場合には専用機の方が無難かもしれない。
そして、若干面倒なのはWebサイトからの申し込みには非対応という点。
ソフトバンクの携帯電話取扱店での申し込みが必要で、申し込むとその場で店員が設定を行ってくれる。
対象機種は現時点では、Xperia XZ1、Xperia XZs、AQUOS R、AQUOS R compact、AQUOS ea、DIGNO G、HTC U11のみだが今後拡大される予定となっている。
【情報元、参考リンク】
・ソフトバンク/プレスリリース