<▲図:半額セールに釣られて購入したGoogle Home Mini> |
既に仕事部屋に設置していた「Google Home」に加えて、新たに購入したGoogle Home Miniをリビングにも設置して使っています。
筆者はこれまで、リビングにて「radiko」を聴くデバイスとして、スマートフォンの「HUAWEI Mate9」を使っていました。
Mate9にはデュアルスピーカーが搭載されているためか、本体スピーカーからの音でもradikoを快適に楽しむことができました。しかし、Google Home Miniを使ったradikoの視聴は、スマートフォンを使うよりもよりずっと快適でカンタンです。
「快適」の意味するところは、スマートフォンの本体スピーカーから音を出す場合にはどうしてもスピーカーが搭載されていない方向(Mate9で言うと端末の上方向)に居ると音が聞こえにくかったのですが、Google Home Miniでは放射状に音が広がるためか、部屋のどこに居てもradikoが聞こえやすくなり、家族で一緒にradikoを楽しみやすくなりました(例えば、テーブルを離れてキッチンで洗い物をしていてもradikoが聞こえるように)。
さらに、Google Home Miniではスマートフォン本体を操作せずに、音声で「ねぇGoogle、○○(ラジオ局)聴かせて」というだけでradikoが再生されるので、スマートフォンを手に取って操作する必要はありません。
文字にすると「ふーん。」という感じですが、Google Home Mini導入前は、
- Mate9を手に持つ
- ロック解除
- 「radiko」アプリを起動
- 選局する
という操作をする必要があったことを考えると、音声操作一発でradikoを再生できるのはかなり便利です。
とは言え、これだけなら「(専用の)ラジオを使えば?」というツッコミもあるでしょう。
スマートスピーカーであるGoogle Home Miniでradikoを視聴すると便利なのは、radikoで流れる情報を必要に応じてGoogle Home Miniを介してその場ですぐ調べられることです。radikoで得られた情報を具体的なアクションに繋げやすくなるんです。
例えば、東京の上野動物園でパンダの香香(シャンシャン)を見られるようになった、というニュースが流れたあと、その場で「ねぇ(ok) Google、上野動物園 営業時間」と話しかければ営業時間が、「ねぇ(ok) Google、ここから上野動物園」と話しかければ、アクセス方法が調べられます。
もちろん、調べたい内容に沿った回答を必ず得られるのか? と言われると、まだまだGoogle Homeに「わかりません」と回答されることも多いです。回答できる内容についてはまだまだ絞られているという印象です。
「これくらいは答えてくれるだろう」と思っていた質問に「わかりません」あるいは「すみません。お役に立てそうにありません」と言われると、ややガッカリします。それでも、Goole Homeを使っていて、「意図しないタイミングでok Googleが発動する」などの誤動作もほとんどありません。
まれに、radikoから流れる内容が「ok Google」に近い音だと、音声操作を受け付けるような素振りを見せ、(これは設定次第ですが……)一時的にradikoの音量が小さくなるのですが、Google HomeのAIの学習によって、持ち主以外の声による操作だと判断されれば、前述した音声操作の受付状態が破棄されるため、誤動作関連でのストレスはありません。
<▲図:radikoはGoogle Home Miniで楽しむことに> |
と言うわけで、Mate9を使っていて「他のスマートフォンに置き換えが難しいなぁ……」と思っていたradiko再生の機能は、あっさりとGoogle Home Miniに置き換えでき、しかも以前よりもradikoを楽しむことができるようになりましたので、Mateシリーズの後継である「HUAWEI Mate 10 Pro」の購入に至りました。
記事執筆者プロフィール
島田純
ブロガー/フリーライター
Twitter:@shimajiro、ブログ:shimajiro@mobiler
ブログとモバイルと旅が好きなフリーランスのブロガー/ライター。
モバイルWi-Fiルータやデータ通信関連が得意です。
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本コラムは毎月第1・第3火曜日更新予定!
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