<▲写真:丸亀市総合運動公園 まるみらい広場に設置されたソーラー充電スタンド> |
このソーラー充電スタンドには、シャープ製の高効率の太陽電池モジュール「BLACKSOLAR(ブラックソーラー)」が搭載され、発電された電力で手軽にスマートフォン、フィーチャーフォンなどのモバイル機器を充電できるようになっている。
また、スタンドには蓄電池も搭載されているので、日照量が少ない日や夜間でもBLACKSOLARで発電され、蓄電池に溜められた電力を使っての充電が可能となっている。もちろん蓄電池の残量が一定容量以下になってしまうと充電はできない。
さらに、このスタンドにはLED照明も搭載されており、日没後には自動的に点灯するようになっている。
このスタンドは2016年8月にシャープが受注生産で販売開始した製品だが、設置事例は2015年10月に遡る。販売価格は250万円。スタンド1台当たりの充電口数は4つで、同時充電は4台まで可能となる。搭載される蓄電池の容量は12V-38Ah×3で、LED照明を点灯した場合、最大で14時間点灯できる。今回のように屋外設置されるスタンドなので、耐環境性能も重要だが、例えば風に関しては秒速60m(JIL1003)まで耐えることができる。動作温度は-15℃~40℃。
2月4日にはソーラー充電スタンドが設置された丸亀市総合運動公園の近隣道路がスタート地点となる「第72回香川丸亀国際ハーフマラソン大会」が開催され、1万人を超えるランナーが集結する予定。このマラソン大会の参加者はもちろん観戦者もソーラー充電スタンドの利用が可能だ。
【情報元、参考リンク】
・シャープ/プレスリリース