<▲図:au 2018春モデル> |
KDDIは昨秋に新製品ラインナップを発表し、順次発売しているが、冬・春モデルを発表したNTTドコモ(以下、ドコモ)と違い、今春モデルが含まれていなかったので、準備が整い次第、別途発表するものと見られていた。とはいえ、思った以上に早い時期の公開となった。
秋冬モデルではハイエンド機種もラインナップしたauだが、今回の春モデルは秋冬モデルを補強するかのようにエントリー、ミドルレンジモデルを中心に揃えている。最新機種の購入を考えている方は、春モデルのみで捉えるよりも、2017秋冬・2018春モデルをひとまとめにして比較検討した方がいい。
具体的には今回のラインナップは下記の通り。
<スマートフォン>
・HUAWEI nova 2(ファーウェイ製):1月下旬発売予定
・BASIO3(京セラ製):1月下旬発売予定
・Qua Phone QZ(京セラ製):2月下旬発売予定
・TORQUE G03の新色レッド(京セラ製):3月下旬発売予定
<タブレット>
Qua tab QZ8(京セラ製):1月下旬発売予定
Qua tab QZ10(京セラ製):2月下旬発売予定
<子供向けケータイ>
・mamorino4(ZTE製):2月上旬発売予定
<モバイルWi-Fiルーター>
・Speed Wi-Fi NEXT W05(ファーウェイ製):1月下旬発売予定
今回の新機種には、auオリジナルブランドの「Qua」シリーズが3機種あるが、いずれもデルフォニックスとコラボレーションし、同社のメモ帳「Rollbahn(ロルバーン)」をモチーフにしたデザインを採用している。価格は実質負担額でみると、Qua Phone QZは16,200円、Qua tab QZ8は5,400円、Qua tab QZ10は10,800円と手頃。
ファーウェイのnova 2はSIMフリー市場でヒット商品となった「HUAWEI nova」シリーズに連なる機種で、実質負担額は16,200円。Qua phone QZと同じ実質負担額なので、この2機種を比較する方も多いと思う。
BASIO3は主にシニア層などに向けた「BASIO」シリーズの3代目で、実質負担額は22,480円。
価格帯を見ても今回のラインナップがエントリーからミドルレンジの機種だということがわかると思う。
とはいえ、数年前のエントリー機種と違い、十分な性能を持つので、今回のラインナップで十分というユーザーはとても多いと思う。特にゲームアプリをあまり遊ばない層には十分以上のパフォーマンスだ。
※本記事は各機種の紹介を追記予定です。
【情報元、参考リンク】
・au Online Shop
・KDDI/プレスリリース