<▲図:ワイモバイルの2017-18冬春モデル。右から3機種がタブレットとDIGNO ケータイ2> |
他にもタブレットとケータイ(フィーチャーフォン)も発表されており、本記事ではそれらを紹介したい。タブレットはレノボ製の「Lenovo TAB4」、ファーウェイ製の「MediaPad M3 Lite s」、ケータイは京セラ製の「DIGNO ケータイ2」。DIGNO ケータイ2のみ12月7日発売で、タブレットは2018年3月発売。
<Lenovo TAB4>
・発売時期:2017年3月上旬以降
・メーカー:レノボ
「Lenovo TAB」シリーズもついに4になったが、今回のLenovo TAB4はようやく万人に薦められるスペックになってきた。ワイモバイル向けタブレットとして初のワンセグ及びフルセグ対応かつフルHD以上の解像度を持つディスプレイを搭載する。ディスプレイは10.1インチサイズで、解像度は正確にはワイドUXGAの1,920×1,200ドット。
CPUはQualcommのMSM8953オクタコアで、メモリ(RAM)は2GB、ストレージ(ROM)は16GB、LTEは下り最大112.5Mbps対応で、Wi-FiはIEEE802.11a/b/n/ac(2.4GHz/5GHz)に対応する。OSはスマートフォン新製品と違い、Android 8.0ではなくAndroid 7.1。ボディは防水・防塵仕様だ。
ワンセグ/フルセグ視聴が可能な点が大きな魅力だが、アンテナは内蔵型ではなく、3.5mmオーディオ端子にケーブルを接続するタイプ。また、Lenovo TABシリーズはこれまで安価なタブレットシリーズであったため、多くの点でスペックや機能に物足りなさもあったが、今回のLenovo TAB4は指紋認証センサーも搭載する。
これで価格も安ければ「NTTドコモ」の「dtab」シリーズのように良い選択肢になるかもしれない。
<MediaPad M3 Lite s>
・発売時期:2018年3月上旬以降
・メーカー:ファーウェイ
「MediaPad」シリーズが売れているファーウェイから新機種が登場する。MediaPad M3 Lite sは8インチで解像度が1,920×1,200ドットのディスプレイを搭載するタブレット。Lenovo TAB4とはサイズが異なるので、ラインナップとしても被らずちょうどいい。CPUはQualcomm MSM8940オクタコアで、メモリ(RAM)は2GB、ストレージ(ROM)は16GB、OSはAndroid 7.0。
ネットワークはLTEでは下り最大112.5Mbps対応で、Wi-FiはIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)準拠。
また、Lenovo TAB4は防水・防塵仕様のボディだが、MediaPad M3 Lite sは違う。そのため、お風呂やキッチン、アウトドアでの使用が多いような方はLenovo TAB4の方がいいだろう。
サウンド面ではシリーズ機種同様「Harman/Kardon」の協力によって、スピーカーのチューニングを受けている。また、ファーウェイ独自のバーチャルサラウンド機能も搭載する。
<DIGNO ケータイ2(702KC)>
・発売時期:2017年12月7日
・メーカー:京セラ
京セラからは今回の冬春ラインナップでスマートフォンが2機種、ケータイが1機種登場する。DIGNO ケータイ2はOSにAndroidを採用するが、機能面はフィーチャーフォンの、いわゆるAndroidケータイの新機種。京セラの他の端末と同様、防水・防塵仕様で、耐衝撃性能も備える。Androidケータイは京セラ製に限らず、他メーカーの製品もあまり代わり映えしないが、今回のDIGNO ケータイ2ではバッテリー容量が1,700mAhと増え、1週間以上の持ちを実現したとされる。加えて、充電時に100%充電をせずに85%までで抑える「バッリーケアモード」と名付けられた充電モードも搭載している。
AndroidケータイではGoogle Playからのアプリ追加が基本的にはできないのでプリインストールされた機能が重要になってくるが、DIGNO ケータイ2には「LINE」アプリは入っている。また、ワンセグ、FMラジオ機能、歩数計、赤外線通信といった機能も利用できる。また、テザリングも可能となっている。注意したいことはおサイフケータイには非対応だという点。
ディスプレイは3.4インチで、解像度は854×480ドット。サブディスプレイは128×36ドットの有機EL。CPUはQualcomm MSM8909クアッドコアで、メモリ(RAM)は1GB、ストレージ(ROM)は8GB。LTEは下り最大112.5Mbps対応。
【情報元、参考リンク】
・Y!mobileオンラインストア
・ソフトバンク/プレスリリース