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ドコモのXperia XZ PremiumがAndroid 8.0に!小窓表示のピクチャー・イン・ピクチャーなど魅力の新機能!

NTTドコモ(以下、ドコモ)は18日、「Xperia XZ Premium SO-04J」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)に対して、OSをAndroid 8.0(Oreo)にバージョンアップする内容を含む最新のソフトウェア更新を提供開始した。

<▲図:Xperia XZ Premium>

Android 8.0では動画などを小窓表示できる「ピクチャー・イン・ピクチャー」などの新機能が魅力で、これまでの画面2分割からさらに一歩進んだマルチタスク/マルチウィンドウでの作業が可能となる。例えば、YouTubeの動画を小窓で見ながらメールをチェックしたり、ウェブサイトを見たり、ということがパソコンライクにできる。

<▲図:ピクチャー・イン・ピクチャー機能の例>

また、Android 8.0からはテキストコピーも改善されている。

テクストをコピーする際、選択したい場所で長押しをしてから始点と終点を指定するアイコンをドラッグするのが基本的なやり方だが、Android 8.0では今まで以上にOS側でうまい具合に選択範囲を決めてくれる。それに伴い、ダブルタップするだけで選択可能となっている。例えば、電話番号や宅配便の伝票番号などのコピーしたい場合、その辺りでダブルタップすると、ほぼ確実にその番号の場所だけが選択される。

また、住所の場合も上手い具合に住所だけをダブルタップだけで選択できるようになる。

さらに便利なことに、住所の場合ならGoogleマップ、電話番号なら電話アプリを即座に起動できるように、ショートカットが画面に表示されること。もちろんコピーしたデータをそのアプリで引き継いで利用できるので、かなり便利だ。

<▲図:テキストコピーも便利に>

ID/パスワードの自動入力機能も進化。Chromeでは様々なウェブサイトのID/パスワードを記憶しておき、入力の手間を省くことができるが、それはあくまでもChrome内での話。Android 8.0では同種の機能を他社のアプリにまで広げ、OSでID/パスワードを記憶/管理できるようになった。もちろん対応アプリのみだが、対応アプリの場合、ID/パスワードをOS(Google)が記憶し、自動入力できるようになる。これも慣れると便利だろう。

<▲図:各種アプリでのログイン情報もGoogleでの自動入力に対応>

Android 8.0以外の新機能もある。

最新の「Xperia」と同じく、「3Dクリエイター」機能がカメラで使えるようになる。対象物を手軽に3D撮影し、3Dデータを作成し、それを壁紙や待ちキャラに設定できる。SNSなどでシェアしてもいいし、このデータをもとに3Dフィギュアを作成することもできる。

<▲図:3Dクリエイター機能について>

カメラ関連では他にも「笑顔を検知して自動で先読み撮影する機能」「オートフォーカス連写機能」「静止画歪み補正機能」なども新たに搭載する。

通信サービスへの対応もある。新たに4つの周波数を束ねたキャリアアグリゲーション「4CA」に対応する。

今回のソフトウェア更新(アップデート)の内容は盛り沢山で、Xperia XZ Premiumを大きく進化させてくれるので、ユーザーの方は試して見てほしい。

アップデートの導入は「設定」→「端末情報」→「Androidバージョンアップ」で行うことができる。

【情報元、参考リンク】
ドコモオンラインショップ/Xperia XZ Premium SO-04J製品ページ
Xperia XZ Premiumのレポート記事
NTTドコモ/プレスリリース

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