<▲図:左がClova Friends。右は着せ替えキットを装着したイメージ> |
本体のみの標準価格は8,640円(税込)だが、発売記念キャンペーンとして、有料の音楽配信サービス「LINE MUSIC」の月額960円の使用料金が6ヵ月分セットになった「Clova Friends + LINE MUSIC セット」も用意される。このセット品の価格は6,750円(税込)なので、LINE MUSICの料金のことを考えるとClova Friendsはほぼ無料ということになる。
とはいえ、もちろんLINE MUSICを利用するつもりがなければ無料ということにはならないが、それでもClova Friendsを6,750円で購入できるのは若干お得だ。また、各家電量販店の公式サイトと店頭では、「Clova Friends + LINE MUSIC セット」のみの販売となる。
<▲図:「LINE MUSIC」6ヵ月分がセットになった発売記念セットも用意> |
さて、そのClova Friendsだが、10月に発売となった第一弾「Clova WAVE」と違い、今回はキャラクターデザインとなっている。LINEキャラクターのブラウンをモチーフにした「Clova Friends BROWN」と、サリーをモチーフにした「Clova Friends SALLY」の2種類が用意される。
しかも面白いのは、耳の部分がマイクになっていたり、鼻/くちばしを押すと一時停止機能、長押しすると「Clova」と話しかけたことと同じ状態になるなどの仕組みも導入されている。スマートスピーカーは普段、音声入力メインで、手で触るという使い方はあまり想定されていないと思うが、今回のClova Friendsに関しては、手で触りたくなるデザインということもあり、それを意識したギミックがあることが魅力となっている。
<▲図:鼻・くちばしを押すこともできる。背面には各種ボタンを装備> |
また、着せ替えもできるので、好みに合わせて着せ替えてしまおう(※着せ替えキットは2018年春に発売予定)。
物理ボタンは他には背面にマイクオフ、ボリューム調整、Bluetoothのペアリングボタンがある。
Clova WAVEとの基本機能には違いがなく、ニュースや天気予報を教えてくれたり、音楽を再生したり、LINEメッセージを送信したり読み上げたり、といったことが可能。さらに、LINEの無料音声通話の発信も12月下旬までには可能となる予定。「〇〇さんに電話をかけて」と言うだけでスマートフォンを操作せずに音声通話ができるので、慣れると便利かもしれない。また、将来的なアップデートで着信機能にも対応する予定。
Google HomeやAmazon echoにはない特徴として、赤外線コントローラーがあるが、今後はオプションで赤外線クレードルを設置することで、テレビや照明機器などの赤外線リモコンで動いている家電のコントロールなどもできるようになる(※Google Homeも他の機器を間に介すことで赤外線リモコンを使った家電のコントロールはできます)。
一つ細かい進化として、Clova WAVEよりも「Clova」と言う言葉に反応してからサービスを呼び出すまでの時間が1秒ほど速くなっている。一見地味な改善だが、実際に使う際にはとても大きな変化でもある。
なお、Clova Friendsには2,850mAhのバッテリーも搭載されている。本体サイズは72×72×170.3mmで、重さは約378g。
<▲図:バッテリー内蔵なので外に持ち出すこともできる> |
【情報元、参考リンク】
・楽天市場/Clova Friends (BROWN)製品ページ
・楽天市場/Clova Friends (SALLY)製品ページ
・LINE Clova公式サイト
・LINE/プレスリリース