KDDI、アイサンテクノロジー、ティアフォーは14日、国内で初となる一般公道における遠隔制御型自動運転システムの実験を同日に行い、レベル4(無人運転)自動運転に成功したと発表した。今回の走行は、愛知県による平成29年度「自動走行実証推進事業」における幸田町での実証走行デモンストレーションとして行われたもの。
今回の走行では、運転席を無人の状態とした上で、事前に構築した高精度の地図をもとに車を自動走行させ、衝突などの危険を察知した場合には緊急停止などを行う遠隔制御が行われ、それに成功した。
3社が協力して行われた実験だが、各社の役割分担は、KDDIが4G LTEネットワークの提供、そして車載通信モジュール、遠隔管制卓とクラウドシステムを繋ぐ通信システムの提供。アイサンテクノロジーがプロジェクトの全体統括、自動運転車両および環境計測データの制御フィードバックに関する技術開発、高精度三次元地図(Adasmap)の作成、ティアフォーが自動運転車両の制御用ソフトウェアの開発、遠隔監視・遠隔制御用操作システムのソフトウェア開発を担当している。
車の自動運転技術の開発にはKDDIだけでなくNTTドコモやソフトバンクも他社と組んで行っており、通信会社が通信回線や通信システムを提供する形で協力している。
今回の例では、トヨタのエスティマを使い、高精度の3Dマップを使って、周囲を検知しながら決められたルートを走行したわけだが、一般公道を舞台に行われたことが注目点で、国内での初の成功事例となる。
将来的にバスやタクシーなどが自動運転化される時代が訪れる可能性が高く、そのような時代に安全な自動運転を実現するためには、走行状態の監視、万一危険な状況が生じた場合の遠隔での車両制御技術の開発などが必須条件となっている。
そこで今回、無人走行車両の遠隔制御実験を行い、遠隔制御における技術要件やネットワーク要件などを検証した。
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