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ASUSが360度カメラ「ASUS 360 Camera」とクルマでの充電に使えるUSB Type-Cチャージャーを発売へ

ASUS JAPANは5日、Androidスマートフォンの新機種「ZenFone 4 Max(ZC520KL)」の発表(こちらの記事参照)に合わせてカメラや充電関連の周辺機器も発表した。具体的には、スマートフォンと手軽に接続し、360度の空間を一度に撮影できるカメラ「ASUS 360° Camera」と、クルマのシガーソケットからモバイル機器を充電する際に使うDC式カーチャージャー「ASUS Car Charger with USB-C」の2つ。

<▲図:ASUS 360° Cameraの使用イメージ(スマートフォンは上下逆さまになっています)>

ASUS 360° Cameraは12月中旬以降、ASUS Car Charger with USB-Cは12月8日に発売予定。メーカー希望小売価格はASUS 360° Cameraが13,800円(税抜)、ASUS Car Charger with USB-Cは2,980円(税抜)。

以下、それぞれ紹介していきたい。

<ASUS 360° Camera>

まず、この製品は単独で使うカメラではなく、スマートフォンとのセットでしか使えない、という点には注意してほしい。とはいえ、逆に言えばコンパクトサイズなので持ち運びやすく、手軽さが大きな魅力となる。カメラ本体にはバッテリーが内蔵されていないので、接続したスマートフォンの電力で駆動することになる。本体サイズは直径が約41mmで、重さは約35g。それこそ胸ポケットにすら入ってしまうサイズだ。

<▲図:ASUS 360° Camera。左が正面、中央は上面、右は下面です>

接続先ポートはmicroUSB(micro B)もしくはUSB Type-Cで、どちらにも接続できる。そのためのアダプタが2種類同梱される。そのため、新旧のスマートフォンで使用できる。

使うときにはGoogle Playから「ASUS 360° Camera」アプリをインストールする。このアプリを入れた状態でスマートフォンにカメラを接続すれば自動的にカメラが認識され、すぐに撮影できる状態になる。撮影した写真データはスマートフォンに保存されるので、データの編集やアップロードなどはカメラを外した状態でも行える。

撮影モードは4つある。

静止画を撮影する「写真モード」、動画を撮影する「動画撮影モード」、FacebookもしくはYouTubeでのライブ配信ができる「ライブモード」、早送りのような動画を撮影できる「低速度撮影モード」。

表示モードも複数ある。見たままの表示に近い「パノラマモード」、撮影の中心点から空間が広がるような「アステロイドモード」、球体の中に立体感のある表示ができる「クリスタルボールモード」、そしてVRゴーグルを装着してリアルに立体的に楽しめる「VRモード」の4つ。

撮影した画像や動画に好みのエフェクトをかけられる機能もある。

<▲図:ASUS 360° Cameraで撮影したデータの表示モード。他にVRモードもあります>



<ASUS Car Charger with USB-C>

<▲図:ASUS Car Charger with USB-Cの使用イメージ>

ASUS Car Charger with USB-Cはクルマのシガーソケットに接続して使う充電器。出力は2系統ある。一つはUSB Type-Aポート(フルサイズのUSB端子)で、もう一つはUSB Type-Cポート。Type-Aポートは最大で18W出力に対応する。Type-Cポートは最大15W出力に対応する。2ポートを同時に使った場合は合計で最大28Wまでの出力に対応する。

シガーソケットはDC12VとDC24Vの両対応なので、普通車のほかトラックなどの大型車などでも利用できる。

安全対策機能も導入されている。出力過電圧保護、静電気放電保護、電磁妨害保護、温度保護、短絡保護、出力過電流保護、といった合計6つの保護機能を持っている。

<▲図:ASUS Car Charger with USB-C>

デザインはとてもシンプルで、どの車種の内装でも合いそうだ。ボディはアルミニウム合金で、指紋の跡が残りにくいアルマイト処理を施している。丸状のLEDインジケーターも搭載され、シガーソケットに差し込んで通電されると青く光る。夜間でも場所がすぐ分かるので便利だろう。

【情報元、参考リンク】
ASUS公式オンラインショップ

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