<▲図:ASUS 360° Cameraの使用イメージ(スマートフォンは上下逆さまになっています)> |
ASUS 360° Cameraは12月中旬以降、ASUS Car Charger with USB-Cは12月8日に発売予定。メーカー希望小売価格はASUS 360° Cameraが13,800円(税抜)、ASUS Car Charger with USB-Cは2,980円(税抜)。
以下、それぞれ紹介していきたい。
<ASUS 360° Camera>
まず、この製品は単独で使うカメラではなく、スマートフォンとのセットでしか使えない、という点には注意してほしい。とはいえ、逆に言えばコンパクトサイズなので持ち運びやすく、手軽さが大きな魅力となる。カメラ本体にはバッテリーが内蔵されていないので、接続したスマートフォンの電力で駆動することになる。本体サイズは直径が約41mmで、重さは約35g。それこそ胸ポケットにすら入ってしまうサイズだ。
<▲図:ASUS 360° Camera。左が正面、中央は上面、右は下面です> |
接続先ポートはmicroUSB(micro B)もしくはUSB Type-Cで、どちらにも接続できる。そのためのアダプタが2種類同梱される。そのため、新旧のスマートフォンで使用できる。
使うときにはGoogle Playから「ASUS 360° Camera」アプリをインストールする。このアプリを入れた状態でスマートフォンにカメラを接続すれば自動的にカメラが認識され、すぐに撮影できる状態になる。撮影した写真データはスマートフォンに保存されるので、データの編集やアップロードなどはカメラを外した状態でも行える。
撮影モードは4つある。
静止画を撮影する「写真モード」、動画を撮影する「動画撮影モード」、FacebookもしくはYouTubeでのライブ配信ができる「ライブモード」、早送りのような動画を撮影できる「低速度撮影モード」。
表示モードも複数ある。見たままの表示に近い「パノラマモード」、撮影の中心点から空間が広がるような「アステロイドモード」、球体の中に立体感のある表示ができる「クリスタルボールモード」、そしてVRゴーグルを装着してリアルに立体的に楽しめる「VRモード」の4つ。
撮影した画像や動画に好みのエフェクトをかけられる機能もある。
<▲図:ASUS 360° Cameraで撮影したデータの表示モード。他にVRモードもあります> |
<ASUS Car Charger with USB-C>
<▲図:ASUS Car Charger with USB-Cの使用イメージ> |
ASUS Car Charger with USB-Cはクルマのシガーソケットに接続して使う充電器。出力は2系統ある。一つはUSB Type-Aポート(フルサイズのUSB端子)で、もう一つはUSB Type-Cポート。Type-Aポートは最大で18W出力に対応する。Type-Cポートは最大15W出力に対応する。2ポートを同時に使った場合は合計で最大28Wまでの出力に対応する。
シガーソケットはDC12VとDC24Vの両対応なので、普通車のほかトラックなどの大型車などでも利用できる。
安全対策機能も導入されている。出力過電圧保護、静電気放電保護、電磁妨害保護、温度保護、短絡保護、出力過電流保護、といった合計6つの保護機能を持っている。
<▲図:ASUS Car Charger with USB-C> |
デザインはとてもシンプルで、どの車種の内装でも合いそうだ。ボディはアルミニウム合金で、指紋の跡が残りにくいアルマイト処理を施している。丸状のLEDインジケーターも搭載され、シガーソケットに差し込んで通電されると青く光る。夜間でも場所がすぐ分かるので便利だろう。
【情報元、参考リンク】
・ASUS公式オンラインショップ