実証実験は一般ユーザーも利用可能なので、対象地域に在住もしくは出かける可能性がある方はチェックしてみてほしい。
無人貸出車両をレンタルしたい方は、まずはAnycaのアプリをインストールする。Anycaで車両を検索できるので、検索し、予約する。
今回の実験で提供される車両には、アプリを使ってのドアの解錠・施錠ができるスマートキーデバイスが搭載されているので、スマートフォンで手軽にクルマを借りて乗り込むことができる。返却時の施錠もスマートフォンでできてしまうので、最初から最後までスタッフとの対面手続きが不要となっている。
この無人貸出サービスが実験提供される場所は新潟、長岡、越後湯沢、新白河、福島、郡山のJR東日本レンタリースの店舗で各1台。店舗での貸出だが、前述したようにスマートフォン向けアプリで手続きが完了する。また、提供車両は日産の「NOTE」だ。
<▲図:貸出車両は日産ノート> |
レンタル料金は地域、時期によって異なるとされるが、目安は24時間で4,000円から。
カーシェアリングサービスはNTTドコモも参入するなど、にわかに注目を集め始めている分野だが、Anycaは先行サービスの一つということもあり、新しい取り組みも色々と行なっている。今回の無人レンタルサービスもそうだが、これらに使われるスマートキーデバイスの開発も手掛けている。
<▲図:スマートキーデバイス> |
<▲図:スマートキーデバイスの装着例> |
今回の実証実験は2018年6月末まで行われる予定。その結果を踏まえて、今後は駅の周辺観光施設への二次交通の整備など、観光客や地域住民のさらなる利便性向上に向けた検討を行うという。
「Anyca」のアプリは下記のリンク先からダウンロードできる。
【情報元、参考リンク】
・無人レンタカーの実証実験についての公式サイト