10月6日にGoogleからAIスマートスピーカー「Google Home」が日本市場でも発売されたが、Google Home陣営、すなわち「Google アシスタント」対応AIスマートスピーカーは、様々なメーカーが製品を出してくることにも魅力がある。ちなみに、AmazonのAIエージェント「Alexa」に関しても対応スマートスピーカーが各社からリリースされるが、オンキヨーもP3という製品を11月30日に発売予定だ。
すでにソニーもGoogle アシスタント対応スマートスピーカーを発表しているが、オンキヨーからも登場というのは嬉しいニュースだ。というのも、やはり音にこだわりがある方にはGoogle純正のGoogle Homeよりもソニーやオンキヨーなど、元々音響機器を手掛けているメーカーの製品を選びたいという気持ちがあると思うからだ。
現時点ではGoogle Homeでは本格的に音楽を楽しむ、という用途は向かないので、あくまでも手軽に音楽やラジオを楽しむということになるが、それでもやはり音が良い方がいい。
スマートスピーカーG3では、新開発の高音質技術を採用することで、小型ながら大型スピーカーのような豊かな高音質再生が可能としている。
振動解析をもとに筐体が生み出す響きまでコントロールし、筐体の剛性も徹底的に追求したという。フロントパンチンググリルを凸構造にすることで、反射波との共振も抑制し、ノイズや声の篭り感も抑えている。新設計のカスタムウーファーのおかげで小型サイズのスピーカーながら豊かな中低音も実現。高音域もクリアで、バランスのとれたダイナミックな音を楽しむことができるという。
スマートスピーカーとしてはGoogle アシスタントに対応しているので、Google Homeと基本的に同じことができる。「OK Google」に続く音声入力で天気予報やニュースを教えてくれたり、スケジュールを確認できたり、アラームを設定できたり、音楽ストリーミングやラジオを再生したり、様々なことが可能だ。
また、Google アシスタントとの連携が可能な各社の家電をG3経由で音声でコントロールすることもできる。
さらに、Chromecast built-in対応なので、Google Play Music、Spotify、TuneInなど様々な音楽/ラジオストリーミングサービスからの音楽を伝送して複数のChromecast built-in搭載製品で再生できる。ボリューム調整や選曲などはもちろん音声入力で可能。オンキヨー、パイオニアブランドのワイヤレススピーカー、サウンドバー、AVレシーバー、ハイファイシステムなど、多数のChromecast built-in搭載製品を活用できるのも魅力となっている。
また、G3はBluetoothも搭載しているので、普通のBluetoothスピーカーとしての利用もできる。
<▲図:G3の天面> |
本体サイズは約120×168×123mmで、重さは約1.8kg。
【情報元、参考リンク】
・Amazon/オンキヨー スマートスピーカーG3(Google アシスタント対応)
・Amazon/オンキヨー スマートスピーカーP3(Amazon Alexa対応)
・オンキヨー/スマートスピーカーG3製品ページ
・オンキヨー/プレスリリース(PDF)