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auが秋モデルに続き冬モデルを発表!isai V30+、AQUOS R compactとフィーチャーフォン2機種!

KDDI、沖縄セルラーは21日、今冬モデルの新製品4機種を発表した。NTTドコモ(以下、ドコモ)が10月に今冬・来春モデルを発表した一方で、同時期にauは秋モデルのみを明らかにしていた。そのため、続く冬モデル・来春モデルが近いうちに発表されるものと考えられていたが、早速冬モデルが披露された。

<▲図:au 2017冬モデル>

冬モデルのスマートフォンは2機種で、auブランド「isai」シリーズの新モデル「isai V30+ LGV35」(LGエレクトロニクス製)、シャープ製「AQUOS R compact SHV41」が12月下旬以降に発売となる。

また、Androidを搭載するフィーチャーフォンも新たに2機種登場する。auオリジナルブランドの「GRATINA」シリーズの新モデル「GRATINA KYF37」(京セラ製)とシャープ製の「AQUOS K SHF34」だ。これらはAQUOS Kが12月中旬で、GRATINAが12月下旬に登場する予定だ。

秋モデルと合わせると、今秋・今冬のラインナップは7機種となり、まずまずの構成となっている。秋モデルは「Xperia XZ1 SOV36」(ソニーモバイルコミュニケーションズ製)と「AQUOS sense SHV40」(シャープ製)、「Galaxy Note8 SCV37」(サムスン電子製)で、いずれも販売中だ。

新製品の一部は「au SENDAI」「au SHINJUKU」「au NAOYA」「au OSAKA」「au FUKUOKA」において22日より先行展示される。具体的にはisai V30+とAQUOS R compactで、22日より展示される予定だ。

さて、その今冬モデルだが、実はスマートフォンは2機種とも目新しいものではない。

isai V30+は、LGエレクトロニクス製の「LG V30+」をベースとした機種で、ドコモからも「V30+」として来年1月にリリース予定となっている。今回のau向けのisai V30+はisaiシリーズにラインナップされているが、ベースはV30+だ。もちろんau向けの細かなカスタマイズ等があり、カラーバリエーションにも「モロッカンブルー」が加わるなどの違いがある。

<▲図:isai V30+。こちらもベゼルが狭く、前面がほぼディスプレイ>

大きな特徴として6インチの有機ELディスプレイの採用がある。最新機種としての登場に加え、映像面、VR対応などで特徴を持っていることもあり、「HDR10」にも対応する。VRはGoogleが主導するVRプラットフォームの「Daydream」に対応する。

さらにオーディオに関しては「B&O PLAY」とコラボし、もちろんハイレゾ対応で、高性能DACを搭載する、としている。

カメラは流行のデュアルカメラ仕様で、主に画角を手軽に変えることを特徴としている。71度と120度のレンズによるデュアルカメラ構成となっている。

AQUOS R compactはソフトバンクからも発売予定のAQUOS Rファミリーのハイスペックコンパクトモデル。

<▲図:AQUOS R compact>

今夏モデルとして登場したAQUOS Rは人気機種の仲間入りを果たしたが、AQUOS R compactも人気機種となりそうな要素を備えている。

何より3辺狭額縁デザインが「Galaxy S8」「Galaxy Note8」「iPhone X」などと似た、「全面がほぼディスプレイ」という近未来感を与えるので、見た目だけでも魅力を感じると思う。ディスプレイは120Hz駆動のハイスピードIGZOで、このハイスピードIGZOは実際に滑らかな表示で魅力的だ。「HDR10」には対応しないが、非HDRコンテンツをHDR風に表示する「バーチャルHDR」機能は搭載する。ただ、バーチャルHDRは好みが人によって分かれると思うので、嫌いな方はオフにすればいいと思う。

ディスプレイの解像度は2,032×1,080ドットと変則的なものだが、これは3辺狭額縁デザイン「EDGEST fit」のため。基本的にはフルHDといっていい。メモリは3GB(RAM)、ストレージは32GB(ROM)。

AQUOS R compactは発売時点でAndroid 8.0を搭載することも特徴の一つだが、シャープは発売から2年間、OSのバージョンアップの提供を保証しているので、2年間は安心して使えることも大きな魅力。最大で2回とされているため、実際には2年以上、AQUOS R compactは第一線で活躍できると思う。

カラーバリエーションはメタルブラックとムーンホワイト、ローズピンクで、ローズピンクはソフトバンク版にはない色。また、メタルブラックも、ソフトバンク版のブラックとは若干異なる。

GRATINAは、通話終了時に通話内容を音声データとして丸ごと保存できる「あとから録音」機能を搭載する点が大きな特徴。また、ウォーキングに加えてジョギングやサイクリングなどエクササイズごとに歩数やカロリー計算などが可能な機能も持つ。

AQUOS Kは、旧モデルの「AQUOS K SHF33」と同等サイズのボディながら、バッテリー容量が約1.3倍の1,800mAhに増量されている。

【情報元、参考リンク】
au Online Shop
KDDI/プレスリリース

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