ソフトバンクは17日、Androidスマートフォンの機種代金を最大で半額にする割引サービス「半額サポート for Android」を11月上旬以降に提供すると発表した。このサービスは、「ソフトバンク」ブランドの2017-18冬春モデルの新製品の一つである「Xperia XZ1」の発売に合わせて提供開始となる。
対象機種はひとまずXperia XZ1、「AQUOS R」、「AQUOS R Compact」で、今後順次拡大となる予定。
この割引サービスでは、「新スーパーボーナス」を利用して48回の分割払いで端末を購入し、25ヶ月目以降に機種変更をすると、その時点で残っている分割支払金の支払いが不要になる。
すなわち、4年間の分割払いで購入し、2年後に機種変更をすると最大で半額分の残債が免除される、ということになる。ただし、機種変更時にそれまで使っていた機種をソフトバンクが回収することになるので、結局のところは購入時点での機種代の最大半額での下取りが保証されている、というサービスになる。
また、機種変更の際には再び「半額サポート for Android」「半額サポート for iPhone」「機種変更先取りプログラム」のいずれかに加入しなければならないので、基本的に継続してソフトバンクを利用する意思を持っている方向けのサービスだということになる。
さらに、適用条件には「データ定額サービス」または「パケットし放題フラット for 4G/4G LTE」に加入する必要もある。
なお、「半額サポート for Android」では2年と言わず1年で機種変更が可能になる「1年買い替えオプション」を利用することも可能だ。ただしこの場合は13ヶ月目から25ヶ月目までの機種代は支払う必要がある。
各社段々と割引サービスも複雑さを増してきた感があるが、4年間の分割で購入したとしても2年で機種変更でき、残債が端末回収で不要になり、毎月の機種代の支払いは48回分割での額となるので少額で済む、というのが魅力だが、次の機種変更時にも加入する必要がある点と端末が回収されるという点が縛りとなってくる。とはいえ、当面の2年間での端末代が48回分割時での額になるので普及するかもしれない。
【情報元、参考リンク】
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