<▲図:WSD-F20X。バンドは2種類同梱> |
WSD-F20Xはプラットフォームに「Android Wear 2.0」を採用したスマートリストデバイスで、アウトドア向けの様々な機能がプリインストールされている他、AndroidスマートフォンやiPhoneと連携して各種通知を表示したり、Android Wear用アプリを追加インストールして機能を拡張することもできる。
ベースモデルは「WSD-F20」で、シーン・用途に応じて使い分けられるようにバンド部分の取り外しが可能となっている。これによって、スキーやスノボ、冬の登山、冬の釣りなど、厚手のウェアを着た状態でも装着できるロングタイプのバンドを使うこともできる。普段は普通のバンドを使い、冬のアウトドアではロングタイプを使うなどの切り替えができるのはとても便利だ。
そして、本体パッケージには、2種類のバンドが同梱される。通常の長さのウレタンバンドとロングタイプのクロスバンドだ。この2つで一年を通した様々なシーンでの使い分けができるはずだ。
ベースモデルのWSD-F20と同様、低消費電力GPSやオフラインでも使えるカラー地図機能も搭載する。
事前に地図をダウンロードしておけば、WSD-F20X単体で地図の表示と現在地の確認ができる。また、「アクティビティ」アプリのスノーモードを使えば、スキーやスノボなどのウインタースポーツにおける軌跡やトップスピードなどを表示することもできるので、普段のスキー/スノボとは違った楽しみを味わうこともできる。
<▲図:スノーモードではカラー地図上に軌跡やトップスピードを表示> |
また、今回はウォッチフェイスに新デザインの「プレイス」が追加されている。
<▲図:ウオッチフェイス新デザイン「プレイス」> |
Googleカレンダーに登録された予定と場所をウォッチ上で選択すると、アナログ時計表示の背景にその予定の行き先の地図を表示する。現在地の表示ももちろん可能だ。12時位置と6時位置のインダイアルは、Android Wearのコンプリケーション機能に対応し、高度や気圧、バッテリー残量、他社のアプリのデータなど、表示する情報をカスタマイズできる。
ハードウェアの仕様は、防水性能は5気圧、耐環境性能は米国国防総省の調達基準である「MIL-STD-810G」準拠で、耐低温仕様は-10度、ディスプレイは約1.32インチで2層構造、本体サイズは約61.7×57.7×15.3mm、重さはウレタンバンド装着時が約94g、ロングタイプのクロスバンド装着時が約90g。
【情報元、参考リンク】
・Amazon.co.jp/WSD-F20X
・カシオ計算機/プレスリリース