そして、ホーム/ランチャーアプリのMicrosoft LauncherはAndroid版のみが開発中で、すでにプレビュー版がリリースされている。Google Playのこちらのページにアクセスすればダウンロードできる。
Microsoftといえば創業者のビル・ゲイツ氏が最近Fox News SundayにおけるインタビューでスマートフォンをAndroidに変更したことを明かしたことでも注目を集めた。ゲイツ氏は現在はiPhoneは持っていないということで、Androidスマートフォンを使っているという。ゲイツ氏のこうした話がMicrosoftの開発に大きな影響を与えることもないかもしれないが、MicrosoftがAndroid向けに様々なアプリを開発し、提供していることも確かで、今後の強化も期待される。
Edgeは比較的軽快な動作をするため、パワー不足のPCを使っているユーザーの場合、Windows 10でChromeからメインブラウザを移行した方もいるかもしれない。私も2-in-1タブレットに関してはパワー不足でChromeが重いため、Edgeをメインに使っている。
<▲図:Microsoft Edgeのモバイル版> |
さて、今回プレビュー版が用意されたAndroid向けとiOS向けのEdgeだが、Windows 10のEdgeとの連携機能があらかじめ導入されている。Windows 10側での対応は、Windows 10 Fall Creators Updateからとなる。
GoogleのChromeの場合は、どのデバイスでもブックマークや閲覧履歴、IDやパスワードなどを同期できて非常に便利だが、Edgeでも基本的に同じようにPCとスマートフォン間でシームレスな使用が可能になる。PCで閲覧していたサイトをスマートフォンで開いて続きを見たり、といったことが手軽にできる。
そして、Android向けに開発中のMicrosoft Launcherはホーム/ランチャーアプリで、Androidスマートフォンのホーム画面やアプリドロワーなどを変更できる。
<▲図:Microsoft Launcherのホーム画面例> |
<▲図:Microsoft Launcher> |
ただし、このアプリは従来「Arrow Launcher」として開発・提供されてきたもの。これまでもベータ版としての提供だったが、今回名称をMicrosoft Launcherに変更し、生まれ変わった。Arrow Launcherをすでにインストール済みの方はアップデートするとMicrosoft Launcherになる。
もちろんこのMicrosoft LauncherもPCとAndroidでの連携機能を持つ。
普段Windows 10搭載PCを使っている方はEdgeとMicrosoft Launcherで便利になるかもしれない。
【情報元、参考リンク】
・Microsoft/Announcing Microsoft Edge for iOS and Android, Microsoft Launcher
・Microsoft/モバイル向けEdgeについて
・Google Play/Microsoft Launcher(プレビュー版)