ASUS JAPANは15日、SIMフリーのAndroidスマートフォン「ZenFone」シリーズの最新モデルとなる「ZenFone 4」ファミリーの3機種を日本市場向けにも発表し、23日より順次発売することを明らかにした。国内市場に投入される機種は「ZenFone 4(ZE554KL)」(希望小売価格56,800円(税抜))、「ZenFone 4 Pro(ZS551KL)」(89,800円)、「ZenFone 4 Selfie Pro(ZD552KL)」(42,800円)の3機種。
発売日はZenFone 4とZenFone 4 Selfie Proは9月23日だが、ZenFone 4 Proは若干遅れ、10月下旬以降とされている。カラーバリエーションはZenFone 4がミッドナイトブラックとムーンライトホワイトの2色、ZenFone 4 Proがピュアブラックとムーンライトホワイトの2色、ZenFone 4 Selfie Proがネイビーブラックとクラシックレッド、サンライトゴールドの3色となっている。
ZenFone 4とZenFone 4 Proはオーソドックスなブラックとホワイトを揃え、おそらく女性ユーザーが他機種と比べて多くなると考えられるZenFone 4 Selfie Proはレッドやゴールドを揃える華やかな構成となっている。
希望小売価格は冒頭で記した通りだが、ZenFoneシリーズはASUSオフィシャルオンラインショップ「ASUS Shop(ZenFone Shop)」のほか、全国の家電量販店、通販各社、MVNO各社が取り扱うため、それぞれで販売価格が異なる。特にMVNO各社はキャンペーンによる割引やキャッシュバックも考えられるので、格安SIMとの組み合わせで使う場合には、それらも調べた上での購入がオススメだ。
日本のSIMフリースマートフォン市場を大きく切り開いたZenFoneシリーズだが、今では中国ファーウェイが攻勢を掛け、シャープや富士通のSIMフリースマホも決して悪くないデキということもあり、「ZenFone 5」や「ZenFone 2」の時代と比べると戦いの激しい市場となっている。その中で投入されるZenFone 4ファミリーだが、しっかりと進化しており、大注目の存在だ。
大きな特徴は、他社でも好評のデュアルレンズカメラを採用してきたこと。しかも、ZenFone 4、ZenFone 4 Pro、ZenFone 4 Selfie Pro、3つの機種全てがデュアルレンズカメラを搭載する。
デュアルレンズカメラは2つのレンズ、2つのセンサーからなるカメラで、メーカーによって使い方、味付けが異なるが、ZenFone 4では、画素ピッチ1.4um、1/2.55インチのソニー製のイメージセンサー「IMX362」を採用し、夜間や薄暗い場所でも一眼レフ並みの明るさで写真撮影できるほか、光学2倍ズーム、デジタルズームを合わせた最大10倍ズームも魅力だ。
デュアルカメラの構成は機種ごとに異なり、ZenFone 4は1,200万画素のメイン側と800万画素で広角レンズを採用したセカンド側で構成される。ZenFone 4 Proは1,200万画素のメイン側と1,600万画素のズームカメラで構成される。一方のZenFone 4 Selfie Proはセルフィー(自撮り)に注力した機種なので、デュアルカメラはフロント側のカメラに採用している。1,200万画素と500万画素の広角カメラの組み合わせだ。
ディスプレイは3機種ともサイズと解像度は同じ(5.5インチ、フルHD)だが、パネルが異なる。ZenFone 4はSuper IPS+液晶で、カバーガラスは「Gorilla Glass 3」、ZenFone 4 Proは有機ELでカバーガラスは「Gorilla Glass 5」、ZenFone 4 Selfie Proも有機ELでカバーガラスは「Gorilla Glass 3」となっている。
ディスプレイサイズが同じなのでボディサイズもほぼ同じだが、重さは意外と差がある。ZenFone 4は165g、ZenFone 4 Proは175g、ZenFone 4 Selfie Proは147gだ。バッテリー容量はやはり重い機種ほど大きい。ZenFone 4は3,300mAh、ZenFone 4 Proは3,600mAh、ZenFone 4 Selfie Proは3,000mAh。
OSはいずれもAndroid 7.1.1だが、将来のAndroid 8.x Oreoへのアップデートの提供が保証されている。
CPUはZenFone 4はQualcomm Snapdragon 660、ZenFone 4 ProはQualcomm Snapdragon 835、ZenFone 4 Selfie ProはQualcomm Snapdragon 625、メモリ(RAM)はZenFone 4と4 Proは6GBで、4 Selfie Proは4GB、ストレージ容量はZenFone 4と4 Selfie Proは64GBで、ZenFone 4 Proは128GBだ。
Wi-FiはZenFone 4と4 ProがIEEE802.11a/b/g/n/ac(2.4GHz/5GHz)をサポートする一方で4 Selfie Proは5GHzをサポートしない。Bluetoothも前2機種が5.0対応なのに対して4 Selfie Proは4.2。LTEの対応バンドやキャリアアグリゲーションの対応範囲もやはりZenFone 4 Proが最も高価な機種だけあって優れている。
ZenFone 4ファミリーの中で大注目の機種はやはりZenFone 4 Proだが、無印のZenFone 4も良く、コストとのバランスで考えるとベストかもしれない。また、ZenFone 4 Selfie Proはフロント側にデュアルカメラを持ってくるという独自の特徴を備えており、こちらもそれを望むユーザー層には訴求できそうだ。今回日本市場に投入されるZenFone 4ファミリーの機種構成はそれほど複雑でもなく、特徴も異なりわかりやすい。発売が待ち遠しい。
なお、ASUS Shopでは、ZenFone 4シリーズを予約した方のうち先着300名に純正アクセサリー(View Flip Coverなど)をプレゼントするキャンペーンを開始している。抽選で50名にZenFone 4のロゴ入り・非売品のオリジナルTシャツが当たるキャンペーンも同時開催されている。
ZenFone 4シリーズの取り扱いが現時点で判明している格安SIM/スマホ各社は下記の通り。
・IIJmio
・イオンモバイル
・エキサイトモバイル
・DMMモバイル
・NifMo
・BIGLOBE SIM
・LINEモバイル
【情報元、参考リンク】
・ASUS公式オンラインショップ「ASUS Shop」
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