5Gの商用サービス導入に向けた各種実験はKDDIだけでなくNTTドコモやソフトバンクも着々を行っており、様々な状況での高速通信に成功しているが、今回KDDIとサムスン電子が行ったのは高速走行する自動車を使った環境での実験。
まず、KDDIは過去にも自動車を使った実験を行っている。今年の2月には東京都内の市街地や高速道路において、最高時速約60kmで走行する車両において、28GHz帯を使ったハンドオーバーに成功している。
そして今回はより高速移動時の実験だ。
8月25日に韓国の「Everland SPEED WAY」に構築した28GHz帯の実験システムを活用し、複数の基地局間を時速192kmでハンドオーバーすることに成功したという。しかも、7日時点で世界最速となる時速205kmで走行する車両において5Gのデータ通信に成功している。
【情報元、参考リンク】
・KDDI/プレスリリース