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ドコモが境港市でAI運行バスの実証実験を実施へ。9月22日に東京ビッグサイトでも試乗デモを実施

NTTドコモ(以下、ドコモ)と未来シェアは19日、両社が共同開発している「AI運行バス」の実証実験を鳥取県境港市で外国人観光客向けに行うと発表した。実験が行われるのは9月26日と10月6日の2日間。

<▲写真:車両イメージ>

この実験に参加する外国人客には、境港市観光の際に、鳥取県とドコモの鳥取支店で実施中の「テレビ電話による多言語観光ガイド実証実験」のアプリも利用してもらうことになっているという。

そもそもドコモは、JTB中国四国が受託した中国運輸局・山陰インバウンド機構の平成29年度広域周遊ルート形成促進事業「宿泊施設での外国人実態調査及び消費拡大のための実証調査」において、クルーズ船の外国人客を対象とした相乗りタクシー調査の提供に協力している。

そして、JTB中国四国は、9月26日と10月6日に鳥取県境港市に寄港するコスタクルーズ社の「コスタ・ネオロマンチカ」の外国人客に対して、オンデマンド型相乗り移動サービス(SAV)を提供し、クルーズ船の寄港地における消費拡大の可能性についての調査を行う。ドコモと未来シェアが開発するAI運行バスのプラットフォームに関しては、JTBグループと観光向け活用についての検討が行われてきたという。そして今回行う実証実験は、AI運行バスの外国人向け活用として初の事例になる。

また、9月22日に東京ビッグサイトで開催される「ツーリズムEXPOジャパン2017」のアクティブセミナーブースでも本実証実験のイメージが展示される予定。このアクティブセミナーでは、AI運行バスの試乗デモも行われるので、東京でも体験することができるようだ。

【参考リンク】
未来シェア/プレスリリース
NTTドコモ/プレスリリース(PDF)

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