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【購入後感想追記】Spigen、Galaxy S8/S8+の曲面部分もカバーできる硬度9Hのガラスフィルム「GLAS.tR SLIM」を発売

シュピゲンジャパン(以下、Spigen)は16日の発売に向けて「Galaxy S8」及び「Galaxy S8+」向けのガラスフィルム「GLAS.tR SLIM」の予約販売を行なっている。すでにAmazon.co.jpで予約可能なので、Galaxy S8/S8+のユーザーでガラスフィルムを探している方はチェックしてみよう。現在は発売記念で49%オフの1,790円での販売となっている。


Galaxy S8及びS8+は左右のエッジ部が曲面ディスプレイになっているため、普通のフラットな保護フィルムだとエッジ部だけカバーできない。そこで柔軟な素材を使ってエッジ部までカバーできる製品もあるが、透明度や画面の見やすさに難があったりと微妙な部分もある。

正直な話、エッジが曲面になっているディスプレイは保護フィルム選びでは厄介な仕様だと思う。筆者も現在Galaxy S8を使っているが、結局ディスプレイを保護するフィルムは付けていない。ケースはSpigenのソフトTPU素材を使ったリキッド・クリスタルという透明のケースを使っている。Gear VR使用のたびにケースの取り外しを行うため、結果的に柔らかいケースで良かったと思う。

さて、ガラスフィルムに話を戻すと、Galaxy S8/S8+の曲面部分をカバーできるフィルムも実は様々なメーカーからリリースされていて選択肢はいくつかある。あらかじめGalaxy S8/S8+のエッジ部にマッチする形状にフィルムもしておけばいいわけで、上手くいけばジャストフィットするはず。とはいえ、様々な点を満足するベストと言える完璧な選択肢は今の所無さそう、というのが現状。

筆者の場合はSpigenのケースを使っているため、同じSpigenのガラスフィルムであればケースと干渉せずピッタリのサイズだという点が大きな利点。



ただ、ケースの取り外し時などにエッジ部が浮いたりしないか、とか、画面中央部などに関しても浮きによる気泡入りが生じないかどうか、といった点は、まだ物がないので確認できていない。

とはいえ、SpigenからGLAS.tR SLIMが登場するので、Galaxy S8/S8+のユーザーはチェックしてみよう。筆者もAmazonで予約したので、届いたらレポートしたいと思う。Gear VR装着時に問題が生じないかどうかもチェックする予定だ。

<▲図:パッケージ内容>


(更新1)
8月17日に届きましたので、早速Galaxy S8に付けました。キチンとしたレビューを用意しようと思いましたが、微妙なところがあるので先行して簡単な感想のみお伝えしたいと思います。

まず、サイズは完璧です。左右のエッジもキチンと覆うことができていますし、画面の左右の端からそれぞれ1mmほどの余裕があります。要するに幅に関してはディスプレイに対して2mm程度大きくなっています。それでいてSpigenのケースとの干渉もありません。逆にケースがあることで貼り付けがしやすいです。ケースを装着した状態で貼り付ければ楽です。ケースのエッジにガラスカバーを当てる感じで位置合わせができますので、かなり簡単に綺麗に貼ることができます。気泡も入りにくいです。エッジ部の浮きもないですし、ケースの取り外しの際に引っかかってしまうようなこともなかったです。また、ガラスフィルムの厚みもそれほどなく、Gear VRへの装着も問題ありませんでした。サイズに関しては完璧です。

ただ、微妙な点も2つあります。1つは時間の経過とともに解消されるかもしれないですが、もう1点はGear VRを頻繁に使う方には難点になるかもしれません。

1つはタッチ操作の認識が悪くなったことです。見た目上は分かりませんがカバーとディスプレイの間に非常に薄い隙間があるのか、軽いタッチだと反応しないことがあります。少し力を入れるとその隙間が埋まるのか反応します。タップよりも軽いスワイプ/フリックの反応が悪い感じです。ただ、これはもしかすると時間の経過やタッチ操作による加重などでカバーが馴染むと解消するかもしれませんので、少し様子を見たいと思います。

もう1点は、非常に小さなクリアドットがあることです。1.5mm程度の間隔で、微細なドット状の何かがあり、光の当たり方によっては見えます。Xperia(Xperia以外の機種でもありますが、無い機種もあります)のユーザーだった方には分かるかもしれませんが、Xperiaもタッチパネルに見えにくいドットが見えますよね。光を当てた時の角度によって見えます。これは普通にスマートフォンを操作する際には結局慣れてしまって気にならなくなりますし、普段は画面が明るいので気になりにくいです。ただ、Gear VRを使うと若干気になります。Gear VRはディスプレイを目から数cmのところで見ることになるので、もともとディスプレイのドットの境目(網目みたいに見える)が見えますが、それとは別にこのガラスフィルムのクリアドットが見えるようになってしまいます。ただ、動画を見始めたりゲームをしたりすると、やはり気になりにくくなります。これもその時に表示している画面の色によりますが、明るいシーンだとあまり気にならないと思いますが、Oculus Homeにいる時などはちょっと気になりそうです。

この2点が気になるので、フィルムに完璧に近い透明性を求める方、操作性の悪化を気にする方には勧められません。操作性についてはもう少し様子を見てから追記しますが、解消されなかったら私も取り外すつもりです。私は基本的にプライベートではSpigenのケースばかり使っているのですが、今回に関してはガラスフィルムよりも普通のフィルムの方が良いかもしれません。

(更新2)

操作性に難があるという点ですが、何度か貼り直したりもしましたが、どうやらダメみたいです。もしくは個体差かもしれません。どうも全ての面が100%ディスプレイと密着しているわけではないようで、ほんの少しですが浮いているエリアがあるようです。それによって、タッチ操作の反応が悪い部分があります。重ねてになりますが個体差もあると思いますし、貼り方によって変わってくるかもしれませんが、同じような状態になる可能性がありますので、購入検討中の方はご注意ください。Spigenの他機種向けのフィルムは普通に良いので、Galaxy S8に関してもフィルムの方が良いかもしれません。私はもう面倒なのでディスプレイフィルムはつけずに行く予定です。

下はAmazonでの商品リンク。左がGalaxy S8用で、右がGalaxy S8+用。

 

【情報元、参考リンク】
Spigen

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