<▲図:今回の実験で用意されたスマートキッズカート> |
今回の実証実験に用意されたスマートキッズカートはプロトタイプとのことだが、タブレットが付いただけでも十分にハイテク感が出ており、筆者も自分が子供の頃にあればぜひ乗りたい、と思わせてくれるマシンになっている。実験機の台数は5台と少ないので、なかなか乗れないかもしれないが、関心がある方は足を運んでみよう。
<▲図:8月27日までららぽーと立川立飛で体験できる> |
スマートキッズカートには、位置情報センサーとタブレットが搭載され、タブレットでは子供向けのコンテンツも遊ぶことができる。
コンテンツはネオスが開発した知育アプリ/知育動画コンテンツで、まずは「クレヨンしんちゃんお手伝い大作戦」と「beポンキッキーズ」が搭載されている。「クレヨンしんちゃんお手伝い大作戦」は、「おそうじ」や「おせんたく」など、身近なお手伝いをアプリで疑似体験できるアプリで、「beポンキッキーズ」は、放送中の番組と連動した知育コンテンツをクイズ形式で学んだり、映像アーカイブを視聴できる。
<▲図:クレヨンしんちゃんとポンキッキーズのコンテンツを楽しむこともできる> |
位置情報センサーは様々な形で活用される。
商業施設内における位置を掴むことができるため、お客の移動履歴や滞留状況などを取得し、分析を行うという。こうしたお客の行動パターンの傾向を把握し、マーケティング、広告宣伝施策などに活用するだけでなく、店舗レイアウトやイベント会場の設計、スタッフの適正配置など、店舗運営の品質向上の可能性を検証するという。
ネオスは従来のキッズカートでは体験できなかった、飽きることなく楽しみながら、かつ知育的な効果も得られる環境を提供することで、買い物を子供にとっても「楽しいひととき」とし、ひいては保護者にもスムースかつ快適に買い物に集中してもらえるよう「お買い物スムース化」を実現することを目指すとしている。
なお、「クレヨンしんちゃんお手伝い大作戦」は一般向けにも配信されているアプリなので、スマートフォンでも楽しめる。
アプリは下記のリンク先からダウンロードできる。
【情報元、参考リンク】
・ららぽーと立川立飛公式サイト
・ネオス