<▲図:トライアルの実施イメージ> |
今回の取り組みは、遠傳電信(Far EasTone Telecommunications Co.Ltd.)と連携して実験的に行われる。
高円寺に足を運ぶ機会があまりない方は、「阿波おどり」と聞いても高円寺と結びつかないかもしれないが、高円寺では毎年8月下旬に阿波おどりが開催され、非常に多くの方で賑わう。私も訪れたことがあるが、凄い人の数で驚く。
その高円寺阿波おどりにおいて、今年は杉並区とNPO法人東京高円寺阿波おどり振興協会の協力を得て、JR高円寺駅南口に設置される中央演舞場の様子がVR映像として配信される。
リアルタイム配信は、クロスデバイスが開発した「VRライブ配信システム」を活用して、ドコモや遠傳電信の4G通信を介して各VR体験会場の専用スマートフォンに配信される。参加者は、会場に用意されたヘッドマウントディスプレイを使って、まるで現地にいるかのような疑似体験をすることができる。
今回の実験的取り組みを通じて得た知見によって、訪日外国人観光客の誘致や自治体間の交流促進・被災地復興に向けた地域独自の魅力的なコンテンツの発信方法の新たなソリューションとして、どこでもリアルタイムに遠隔地の様子を疑似体験できるVRライブ配信サービスのビジネス展開を目指すという。
なお、VR体験会場は下記の2ヶ所で、実施日時は2017年8月26日17時から20時。
- 福島県南相馬市 道の駅 南相馬(福島県南相馬市原町区高見町2丁目30-1)
- 台南市 台南大遠百デパート(台湾台南市前鋒路210號)
【情報元、参考リンク】
・NTTドコモ/「第61回東京高円寺阿波おどり」のVR映像を台湾・南相馬市へリアルタイム配信するトライアルを実施