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カラオケ店でのVRサービス「KDDI カラオケVR」がJOYSOUND品川港南口店からスタート!対象店舗は拡大予定

KDDIは8日、カラオケ店舗でVRコンテンツを楽しむことができるサービス「KDDI カラオケVR」を22日より提供すると発表した。第一弾として、まずは全国にカラオケ店舗を展開するスタンダードと連携し、JOYSOUND品川港南口店で提供する。その後、対象店舗は随時拡大される予定。


VRサービスを体験できるコーナーや施設はこの1年で随分増えてきたが、カラオケ店でも体験できるようになるのは気軽で嬉しいニュースだ。しかも、カラオケ店の場合、VR機器とカラオケ機材を接続することで、カラオケルーム内の高出力スピーカーで音を楽しめるのでVR体験の迫力も増すかもしれない。

ただ、音のリアル感に関しては、多くのVR動画ではバイノーラル録音がされているので、基本的にはイヤホンを使った方がリアルだ。そのため、カラオケ店のスピーカー利用はリアル感を求めるコンテンツには向かないと思う。とはいえ、ゲームなど迫力を求めるコンテンツの場合は大音量で楽しめるのは良いかもしれない。

今回発表された「KDDI カラオケVR」導入店では、1人1台のVR機器の貸し出しが可能。


採用されたVR機器は「Galaxy S8」と「Galaxy Gear VR with Controller」。Gear VRは、通常は「Oculusホーム」と呼ばれるOculusとの共同開発プラットフォームを使うが、今回の「KDDI カラオケVR」では専用のポータルアプリが開発され、そこからコンテンツを選んで楽しむ形になるようだ。

今回用意されるコンテンツの解像度は不明だが、もし3K、4Kクラスの高解像度映像なのであれば、かなりリアルだと思うので、まだVR体験をしたことがない方はぜひ体験してみてほしい。Galaxy S8では実際に4KのVR動画の再生/視聴ができるが、非常にリアルだ。VR動画やVRゲームなどのVRコンテンツの体験はGear VRに限らず本当に凄いのでオススメだ。

「KDDI カラオケVR」では、VRコンテンツは毎月更新・追加されるという。まずは「マジカル・パンチライン」をはじめとするアーティストの新曲「パレードは続く」のVRコンテンツや、「ギガ恐竜展2017-地球の絶対王者のなぞ-」、ホラーコンテンツ「怨みの村」などが用意される。

<▲図:提供コンテンツの例>

さらに、好きな場所・視点からVRコンテンツを楽しめる「自由視点VR」技術を活用したコンテンツも用意される。例えば、マジカル・パンチラインの新曲コンテンツで採用されている。「自由視点VR」はKDDI総合研究所が開発した技術。

「KDDI カラオケVR」の利用料金は1台につき30分あたり300円(フリータイムの場合は1,500円)。

【情報元、参考リンク】
KDDI/プレスリリース

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